黒い太陽と銀の月。2022-11-03 Thu 00:00
いやーみなさん、やっと見終わり観ましたよー!『仮面ライダーBLACK SUN』!!
10話あるとボリューミー! 仮面ライダー生誕50周年のプロジェクトとして、昭和の最後に制作され、仮面ライダーの中では異例の『RX』という続編まで作られた仮面ライダー!それが仮面ライダーBLACK。 実はBLACKが制作されるまで、最後に放送された仮面ライダースーパー1から6年というブランクが空いているんですよねー。 大々的に主役のオーディションやったりと非常に力を入れて作られ、相応の人気を博した作品が、令和の世に電撃復活!しかも主演は西島秀俊さんでシャドームーン役は中村倫也さん!力入ってるゥー! 放送(というか配信)もアマゾンプライムビデオということでウチでも観られるので楽しみにしてたんですよねー。 というわけで以下感想。まだ観てないという人は例によって飛ばしてくださいさようならw まず1話を観ての第一の感想。 「グロいっ!!」w 前にも同じアマプラでやった『仮面ライダーアマゾンズ』もそうだったんですけど、テレビで流さない前提で作ってるからとにかくグロいシーン満載なんスよw 「どや?ワシら本気出したらこんなん作れんねん!ドヤァ」とでも東映が言ってるかのようなグロさw 血が出るなんて当たり前、腕は飛ぶ足は千切れる、もっとグロいシーンもいくつかありましたね…そもそもブラックとシャドームーンのデザインが、昔のライダーでいうシンってわかります?真仮面ライダーの。 わからない方は「仮面ライダーシン」で検索すると出てくるんですが、ぶっちゃけ見た目がクリーチャーなんですよねw 考えてみりゃそもそも1号は敵の改造手術を受けて脳改造前に逃げたって設定だし、作中でも守ろうとした人間に「あっちいけ怪物!」つって石投げられるとかあったわけで、見た目としてはコレが正しいんですけどね…w むしろ1号のとき、たまたまアタリの見た目のカッコいい怪人でよかったよねとw他の怪人みーんなクリーチャー系だったわけだしw まぁ僕はグロいの平気なんで気になりませんでしたけど、これはグロ耐性ない人は観られない作品ですね…松田姉妹とか絶対観られないだろうなw んで。 タイトルにSUNがついているとはいえ仮面ライダーBLACKを作るわけで、最初に気になったのはストーリー。 主人公の名前も南光太郎でおんなじだし、当時のお話をなぞるようなかたちになるのかな?なんて思ってたんですけど、全然違うお話でしたw 話は現代、怪人と呼ばれる変身能力を持った人々と人間が共存している世界。 ただ一つ「そうなんだ」と意外だったのは、この世界では怪人の方が人間に虐げられている世界だということ。 すげー感じ悪い男性(人間)が拡声器片手に「怪人に人権はない!!」みたいなことを言ってるような世界。 思い込みかもしれませんけど、怪人は変身も出来るし力も人間より強いわけで、逆の立場なら理解できるけど怪人が虐げられるんだ?意外ー、みたいな気分でした。まぁほとんどの怪人は力は強くても人間と敵対したいという気持ちはないってことなんでしょうね、変身前は見た目完全に人間と一緒だし。 そんな世界でヒロインは、国連にて「怪人も人間も命の重さは同じ、地球よりも重いんだ」と訴えている人物。 というような部分からもわかる通り、人間と怪人というモチーフで描いてはいますがこの作品の根幹に流れているのは「人権侵害」の問題。今流行りのLGBTQってヤツですね。怪人いるからこの世界ではLGBTQKなんでしょうがw こういう時代を反映した設定持ってくるあたり上手いな〜と思いましたねー。 ただ一つ思ったのは、話が非常に難解である点。 この作品、50周年記念作品だからなのもあるんでしょうが、50年前と現代、それにたまーに別の時代も入ってきて、いろんな時代を行ったり来たりするんです。 時代を行ったり来たりといえば「仮面ライダーキバ』が思い出されますが、この作品も「わかりにくい」ってけっこう話題になったんですよねー。 まぁ今回は週イチ放送じゃなく一括10話どーん、だし、年齢制限もついてて子供が見るわけじゃないからそれはそれでいいんでしょうけど。 またよくないのが、全体的に画面が暗いんですよ。 前述の通りかなりグロい内容になってるんで、たぶん多少の配慮もあって画面暗めに作ってあって、引きの絵から始まると誰が誰だかわかんないんですよねw 加えて50年前と現代で同じ人物も出てくるんですけど、同じ人が演じてる場合もあれば、別の人が演じてる場合もあって、もうどれが誰だかわからなくなるw 6話すぎくらいまでずっと「お前誰だよ」って思いながら観てましたw とはいえ最後まで観てみれば差別問題に重きを置いた良いテーマだったと思います。 僕は最後の展開はあんま好みじゃなかったですけどね。気持ちはわかるんだけど。 あと主人公の名前だけでなく、基本メインになる人々の名前には過去作に出てきたキャラクターたちの名前が割り当てられてるんですよね。 敵の幹部3人の名前もまんま同じだし。まぁ別にそれはなんの問題もないんですけど。 なんの問題もないんですけど…ただ一人だけ…ビルゲニアってやつがね… イヤ、こいつももともと出てくる的幹部の名前なんでなにも問題はないんですけど!その…見た目が……黒のコート着た普通の兄ちゃんなんですよw オモクソ日本人ヅラの男に「おいビルゲニア!」「どうしたビルゲニア!?」とか言ってるのものすげー違和感で…めっちゃおもしろいんですよねw ただこれは僕の個人的な感想であり、キャラクターの名前を揃えたこともビルゲニア本人も、演じられた方もなにひとつ間違っているわけではありませんw で今回一番言いたかったのはコレなんですよ!変身ベルト!! ビルゲニアの話もめっちゃ言いたかったけどもw 調べていただければわかるかと思うんですが、今回の変身ベルト「CSM 変身ベルト 世紀王サンドライバー」なんですが、商品紹介ページでも書かれてる通り「完全自動変形」を謳ってるんですよ。 作中でも実際、変身するとまずベルト中央部にある4つの羽根みたいなのが中央に集まり輪っか状の形になり、その後外側で開いていたパーツが内側に折りたたまれてシュッとしたシルエットのベルトに変形するんですよ。 これ実は画期的なことでして、今までたくさんの変身ベルト出てますけど一度も採用されたことのない技術なんです。 アイテムを差し込むことで中にあるツメみたいなスイッチを押して、ベルトの一部が変形、みたいなのはもちろんありましたけど、今回は「変身!」って言って変身したら自動でベルトが動いて変身するという…あぁもうとにかく一度見てきてすごいから!w でコレ、数年前に秋葉原で開催されたCSMのベルト展示イベント『THE HENSHIN』の中で「未来のベルト」として紹介されてたヤツにあったヤツの派生なんですよ! 見たとき「見たことあるやつだー!!!」って謎にテンション上がりましたよねー、もう即ポチりましたよそりゃw ということで『仮面ライダーBLACK SUN』の感想でした。 これもおもしろかったけど、風都探偵もアニメ化されたり、50周年はかーなーり力入っててたまらんですな♪ スポンサーサイト
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