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間島淳司の日常をプロデュース!!

龍☆星

2012年は辰年、竜の年。
昨日は身近な「竜」のお話をしましたが、今日はお空の『りゅう』のお話をしたいと思います。

このブログを見ていればみなさんおわかりのことかと思いますが、僕の趣味の一つに『星見』があります。
空にはそれこそ星の数ほどの星があり(当たり前w)、古代の人はそれを線で結んで星座を作りました。
現在星座として認められているのは国際天文学連合(IAU)というところが定めた88個の星座。
聖闘士星矢なんかでも『88の星座の』ってナレーションで田中秀幸さんが言ってらっしゃいましたね…ってネタが古いですか?w

さて、ちょうど聖闘士星矢の話が出たのでここで星矢の話w

主人公である星矢たち5人の青銅聖闘士。
ペガサス星矢、キグナス氷河、アンドロメダ瞬、フェニックス一輝、そしてドラゴン紫龍。
星矢と瞬はペガスス座、アンドロメダ座と名前に入ってるそのままの星座です。
氷河ははくちょう座。ここまではわかるかと思います。
フェニックス一輝…名前からフェニックス、鳳凰だとはわかりますが、『ほうおう座』ってあまり馴染みがありませんよね?
それもそのはず、一輝のほうおう座だけは南天の星座。
南半球でしか見られない星座なのです。

んで、残りの紫龍。
今年の干支でもあるドラゴンの聖闘士ですが、ドラゴン…りゅう座も、なぜかあまり馴染みがないんですよね…こっちは北半球で見えるのにw
りゅう座は夏の星座。
位置でいうと…夏の大三角のすぐ近くにあります。
はくちょう座のおしり・デネブと、こと座のベガを結んだ線の近く、ヘルクレス座の足元くらいの感覚でしょうか。
前にこのブログでヘラクレスの暴れん坊っぷりをご紹介した時に、あの暴れん坊に踏みつけられてた星座が、りゅう座ですw

ちなみに『夏の星座』とは言いましたが、実はりゅう座は一年中見えますw
夏の星座でいうとああいう説明になりますが、北極星でもあるポラリス…それを含むこぐま座を取り囲むかたちであるのです。
明るい星が少ないので夏が一番見つけやすいよ?ということなんですねー。

そしてさらに。
年中見られる星座としての本領を発揮するのが、間もなく訪れる『しぶんぎ座流星群』の頃。
しぶんぎ座流星群といえば毎年1月頭にやってくる流星群ですが、現在定められている88の星座の中に『しぶんぎ座』という星座は存在しません。
そもそも昔もしぶんぎ座ではなく、『壁面四分儀座』という名前だったんですが、ともかくかつてしぶんぎ座があった位置は現在ではりゅう座の一部となり、その名前は流星群にだけ残った…というわけですね。
ちなみにしぶんぎ座流星群には『りゅう座ι流星群』という別名もあります。
あまり一般的ではありませんけどねw

そんなしぶんぎ座流星群は、今年の極大は1月4日。
そう、すなわち明日です。
ただ4日の深夜になってしまうと放射点が北の空に沈んでしまうので、見るなら3日の深夜過ぎ…明日のブログが上がってる頃に空を見ると、もしかしたら流星が見られるかもしれない…ということですねw

正月暇してる方は是非、しぶんぎ座流星群とともにりゅう座も見つけてみてください。
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