にどめまして2012-06-26 Tue 00:12
一度観に行って大変おもしろかった劇団東京都鈴木区第五回公演『ヒーローアゴーゴー』。
出ているキヨにさんざん「おもしろい」「もう一回見たいよね」「席空いてたらもう一回見たいくらいだ」と言っていたら突然『間島さん、楽日空いてるみたいですよ』とメールが。 本来なら直接主宰に連絡するべきところを…キヨに橋をかけてもらいましたw というわけでヒロアゴ!2回目見てきたよ!という話。 1回目観に行ったのが初日だったので、期せずして初日と楽日という『一番台本に忠実であろう回』と『一番遊んじゃう回』を見ることが出来たわけですがw 今回は2回目ならではの楽しみ方をしてみようと思って観てました。 鈴木区さんの舞台は『観てないところでも芝居が進んでる』というのが特徴の一つ。 ストーリーを進める会話をしている人が舞台の右…上手側にいるとして、その反対の下手側でも別の人がちゃんとお芝居をしてる。 観てなくてもストーリーを理解する上で問題はないんですが、それが後の伏線になっていたりするので見るとさらに楽しめる。 出来れば見たい…でも人間は一度に1箇所しか見られないw 特に観に行った後Twitterで主宰・鈴木智晴くんが 「ゲンさんが『あること』に気づくシーンがちゃんとあります」 というつぶやきをしてまして。 ゲンさんってのは作中出てくる役の名前。 今作『ヒーローアゴーゴー』の大オチみたいな部分を担ってる人なんですが、その大オチの『前フリ』が実はちゃんとあるよ、という話。 こんなんもう超気になるじゃないですかw ただ1時間50分の舞台の中のどこでその前フリが出てくるのかわからないので、舞台中やたらゲンさんを見る僕w 結局作中の半分を過ぎたあたりでその前フリが出てきたのを確認出来ました。 舞台に近い場所で観てた人は1回目でも気づいたかもしれませんが、コレは1回では気づきにくい…まさに『2回身に来た人のご褒美』w こういう楽しみ方が出来るのも鈴木区の舞台のいいところだな、と思います。 すでに一度見ている話なのでもちろん展開は知っているんですが、それでもアツくなるなにかがこの舞台にはある… 特に終盤、雨天で中止になってしまったヒーローショーを、一人の少年のために楽屋で見せる、というシーン。 そのショーの内容が少年の境遇とカブっていて、彼の心に火がともる、みたいな、クライマックスシーンなんですが、ここが何回見てもアツい。 この舞台のために作られた『衝撃戦隊ゴーインジャー』の主題歌がショーの最中に流れ出すんですが、もうソレ聞いた段階で「ゾワッ」つって鳥肌立つレベル。 曲と照明と役者陣の動き、そのすべてがもうカッコイイw そして最後、ショーの中ではあるんですが、必殺技で敵を倒す時に少年に『伝えるべきなにか』が伝わっていた…そのように見えました。 特に僕自身が特撮好きだから余計に、ってのもあるでしょうが、こうやって世でやってるヒーローショーでも、たくさんの子供達に『伝えるべきなにか』を伝えてるんだろうな…なんてことも感じたり。 何度見ても良い、何度も見たいと思える舞台ってのはいいもんですね。 そして舞台終わりの鈴木区さんの打ち上げに参加させてもらいました! 一応声で出演してましたんでね、その権利はあったようで呑みの席でも大変寛容に受け止めてくださいました。 その席でも智晴くんに『ドラマCD出して!』とお願いしてみたんですが、返ってきた答えは 「それは…マジ兄に頑張ってもらわないと」 という衝撃的な答えw 僕が営業しろとーーーー!?w まさに衝撃。まさにゴーイン。 きっとゴーインジャーの司令官とかがいるとしたら彼なんでしょうねw とりあえず……知り合いのレコード会社勤務の方、連絡お待ちしていますw スポンサーサイト
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