破2009-07-05 Sun 00:02
巷で話題になってたり、観に行った知人友人が「けっこうおもしろかった」と評価高めだったこともあり。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』観て来ました。 そこかしこのブログ等でも「観て来ました!ネタバレになるので一言だけ!!」ってのが上がってますが、映画が面白くてもさすがにそれだとおもしろくないですよね…ブログ的にはw というわけでネタバレにならない程度に感想を書こうと思いますが、僕のことだからきっと細かく書き過ぎてネタバレしてる可能性も捨てきれないので、『まだ観に行ってない』『これから行く予定だ』という方は見ない方がいいかもしれません。 さ、注意もしたし思う存分書くぞー、核心には触れない程度にw 一応一本目の『序』も劇場に足を運んで観たんですが、『序』の時とはだいぶ違う印象。 悪い言い方をしてしまえば、『序』の時は焼き直しというか、TVシリーズを切って貼ってして短く、且つ綺麗にした、といった印象でした。 もちろんその絵であったりストーリーであったりを観やすく「綺麗」にしたというポイントもまず見所であるし、そもそものストーリー自体難解だけど魅力あるものだから、見やすくなってたおかげでぜんぜん楽しめたんですが、それでも「約10年振り」に「新作」を観たという感覚は薄めというか。 使徒の順番が違っていたり、細かい相違点は探せば出て来るけど根幹はやっぱり「知ってるストーリー展開」なわけで。 正直に言ってしまえば、『序』は期待が大きかった分肩すかし感も強かったというのが本当のところでした。 で、今回の『破』ですが。 これも正直に言ってしまえば、そんなに「ぅおー!観に行きてー!!」という感覚はなかったんですよねw 話は面白いと思うし昔TVシリーズも観てハマってはいたけど、言うほどエヴァ信者でもないし。 前述の通り『序』での肩すかし感もあったので。 ただ新キャラの登場であるとか、アスカの名字(?)が変わったこととか。 いくつか事前情報だけでも気になる点も出て来てたし、周囲の評価が高めだったのもあって、「これは流れに乗るとこだろう」くらいの感覚で観に行ったわけですが。 これ……おもしろいよやっぱり。 基本的には前作というかTVシリーズのエヴァを知っていれば、ストーリー上の全体の展開は、そう大きく違いがあるとは言いません。 ……いや…そうともいえないかw なんだろう、『破』の序盤の展開であるとか、松代で事故が起こるとか、『軌道上から降ってくる使徒を受け止めてみよう作戦』とか、基本的な展開は押さえてるんですよ。 だから『大きな差はない』とも取れるんですけど、使徒のデザイン、形状、攻撃方法とかが視覚的にパワーアップしてるし、新キャラの投入、TVでは描いてないアプローチで心情描写してるところもあったり、『すげー違う』ともいえるというかw でも違うと思えば、逆にTVシリーズであった小ネタをオマージュ的に別キャラにやらせてみたり、知っていれば「にやり」とするところも多々あって、とても見やすく楽しめるかたちに仕上がってるなーと。 そしてそうやって「そんな変わらない…か?」と思ってるところに、終盤にかけての怒濤の展開が待っているわけです。 いやー……中盤過ぎ辺りから画面食い入るように見つめてましたねー。 完全ではないにしろもちろんTVシリーズの話も覚えてるし、話の展開から「このあとこうなるよなー」みたいな『予測』もある程度立つんですが。 それを、超えてきます。容易にw やっぱエヴァってすごい作品なんだなーと改めて思わされました。 そしてそんな超話題作に公開してまだ日も浅い段階で行ったので、まー劇場長蛇の列w よく行く映画館へ観に行ったんですけど、あんなエレベーター前から列出来てんの見たの初めてですよw チケット売り場のあるフロアに着いても大混雑だし、空席状況観ても2つ先の上映スケジュールまでほぼ埋まってる状態だし。 ギリギリ「空席あり」だったのでなんとか見れましたけど、貴重な体験をしました…… ![]() ス ク リ ー ン 超 近 ぇ の w わかります?「B-14」って。 座席の前の方からA列、B列…となっていく、その「B」ですよ。 つまり前から二列目w 映画見るときって僕、けっこう前めの方が好きなんですよ。 普通の人が「ここはベスト。良い席だ」と思う席よりもうちょい前。 なので多少席が埋まっててもいつも僕的な「ベストポジション」は空いてる事が多くて、らっきー☆とか思うことが多いんですけど…… さすがにこれは近すぎw 観終わったときの首が痛いこと痛いこと……orz でもその「首の痛み」を、観てる最中は感じてなかったので、『それだけ集中して観られた』ってことなんでしょうね。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、オススメです。 スポンサーサイト
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