理解できない2013-04-20 Sat 00:11
今日はちと真面目な切り口のお話でも。
ネットで見たお話で、人体の神秘的なお話なんですが…人間の脳みその特性として『脳は主語を理解できない』ってのがあるんですって。 …微妙に難しいですかね、理解できてます?w つまり。 『私は』や『あなたが』といった主語。 言葉としてはもちろん理解してるし知ってますが、捉えることが出来ない、といえばわかりやすいでしょうか… 例えば相手を傷つける言葉を言ったとします。 「お前の人を思いやれないところが嫌いだ」とかなんとか。 もちろん言った本人は相手のことを指すつもりで言ってるんですが、脳はそれを理解していないので情報として「思いやれないところが嫌いだ」ということだけ入ってきます。 そしてその言葉を自分のこととして捉えるんだとか何とか。 コレは脳の性質のお話なので、賢いとかアホとかそういう問題ではなく、誰でもそうなんですって。 不思議だなーとも思うんですけど、脳科学の人がそういうんならきっとそういうもんなんだろうと素直に受け止めてますがw でもおもしろいですよねー。 だってどんな言葉を吐いても主語は理解できず全部自分のこととして捉えるんでしょ? ということは…周りの人のこと褒めまくったら全部自分に返って来るってことじゃないですかw 周りから見れば他人を褒めてるように見えるのに、脳の性質のせいで自画自賛してるみたいになるとか…もうとんだハッピー野郎w 常々『他人のことを悪く言わない人って人柄がいい人が多いなー』って思ってたんですが、つまりはそれが脳科学的にも実証されたというわけで。 これって実はすげー発見なんだろうなと。 見たページには逆に悪口を言った場合のことが書かれてまして、他人の悪口をいえば全部それを自分のことと捉えるため、悪く言えば言うほど嫌な気持ちになるんだと。 他人のことを言ってるはずなのに、脳の状態は自分が悪口を言われている状態に常にさらされるわけで、結果として他人に対して攻撃的になったり自己嫌悪に陥っていくようになるんだとか。 性質というポイントとしては同じ事が起きてるわけで、中身が違うとこんなに違うか…と思いますが、言われてみれば確かに世の中や他人に不平不満を言ってる人はいつでも言ってるっちゅーか、その不満が満たされる日は来ないのかなーと思うこともしばしばありますよね。 世の中に呪いを吐いてるつもりで全部自分に返ってるんだとしたら、そら満たされる日は来ないだろうよとw 一流のスポーツ選手なんかはこの性質を理解し利用してる人もいるそうで、ここ一番の時…サッカーならPK、バスケならフリースローとかの時に「外せ!」とか「失敗しろ!」とは思わず、相手の選手が一番いいプレーが出来るように祈るんですって。 勝者も敗者も相手の健闘を讃え合う『スポーツマンシップ』ってのは、実は脳科学に則ったステキな行為だったということなんですねー。 他人を悪くいえば自分が落ち、他人を褒めれば自分が上がる。 褒めたらみんな気持ちいい上自分のためにもなるわけで、このメカニズムがわかってれば自然と褒め合えるような気がします。 神様が人間に与えたステキなプレゼントだと考えたら…実に小憎らしい演出ですねw 今日も明日も、貴方に『ありがとう』。 スポンサーサイト
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