日常に潜むアレコレ2009-08-06 Thu 00:03
街を歩いているといろんな張り紙、看板などを見かけます。
意外とそういうところからその街の雰囲気とか、お店のものならお店の雰囲気といったようなものも見えて来たりするもんでして。 昔本屋でバイトしてた頃はよく販促用のPOPとか書いてたな~、なんてなことを思い出します。 けっこうそういう活動にも力を入れてるお店で、書いても書いても書かなきゃいけないPOPの量は減らず…他の作業もやってるとどんどん溜まっていって…… 気がつけばバイト・社員総出でいろんなPOP書いてたりしてw 誰が書いたかによってもまた違いが出たりして、『○○さんが書くと、「書く」っていうより「描く」だよね~』とか、『□□さんのPOPはシンプルで見やすい』とか、バイト同士でいろいろ研究したりしたもんです。 さて、話は今日のこと。 仕事でたまたま訪れた街で、こんな張り紙を見ました。 ![]() なんかこう……気持ちがほっこりしません? ひらがなで全部書かれていたり、大人の腰くらいの高さのところに張り紙がしてあったりするのを見ると、子供に向けて書いてるんだろうな~…みたいなこととか想像したりして。 きっとこの張り紙が貼ってあったところのすぐ上くらいにつばめが巣を作って、それをどうするかみたいな会議が行われたりしたわけですよ。 「フンの害もありますし、清掃・衛生面から考えれば撤去した方が…」 「いや、だが命あるものが作った巣を、人間の都合で壊していいのか?」 「昨今は住民からの苦情もありますし、もし何かあってからでは遅いのでは」 「…いや、張り紙を出そう……」 「張り紙…ですか?ですが…」 「俺たちが住んでいる街は!!きっと大丈夫だ!!」 「そう……ですよね!きっと、張り紙すれば、みんな協力してくれますよ!」 「ようし!じゃあ早速張り紙の製作だ!」 「子供にもわかるように、目線の高さに貼るのはどうでしょう!?」 「じゃあ小さい子にも読めるように、難しい漢字は使わない方が!」 「色もカラフルに!見た目にも楽しくしましょう!」 「俺たちの街を!俺たちが良くして行くんだ!!」 『おー!!』 みたいなw 張り紙一枚でここまで想像する僕は変わってますでしょうかw ともあれそんだけいろいろ考え気持ちよーくなってるところにさらに看板が。 ![]() 連続放火犯…そんなものがこの街に……(ごくり) しかもそれが捕まったということは…… きっと上で話した(妄想)ような熱い男たちが 「なに!放火だと!許せん……俺たちの街を脅かす放火魔め!!」 「ほんの出来心で放った火が、取り返しのつかない事態を引き起こすかもしれません!」 「まったくだ。これは…なんとかせねばならんな…だが…しかし……」 「どうしたんです?」 「いや…俺たちは警察じゃない…そんな俺たちになにが出来るというのか…」 「バカ!」 (SE:頬を叩く音) 「なっ…!?貴様…何を!!」 「バカをバカと言ってなにが悪いんですか!僕は…僕は見損ないましたよ!」 「ぬ!」 「ツバメを救うのも…街を救うのも同じ『命を守る』ことに変わりはないじゃないですか!」 「ぬぅ!」 「ツバメを助けようといったときのあなたは…もっと…もっと僕の憧れていた『大人』の目をしていましたよ!」 「ぬぅぅ!!」 「考えましょう…警察ではない僕たちに、何が出来るのかを…!」 「そう…だな……私が間違っていたようだ…職業がどうとか、そんなことは問題じゃないな」 「えぇ…大事なのは、この街を思う心!」 「ようしお前たち!俺たちに出来ることはなんだ!?アイデアを出すんだ!」 「張り紙なんかどうですかね!?」 「おぉ!良いじゃないか!じゃあ早速張り紙の製作だ!」 「子供にもわかるように、目線の高さに貼るのはどうでしょう!?」 「じゃあ小さい子にも読めるように、難しい漢字は使わない方が!」 「色もカラフルに!見た目にも楽しくしましょう!」 「俺たちの街を!俺たちが良くして行くんだ!!」 『おー!!』 みたいなw この男たち…いや、漢たちがいる限り、この街の平和は守られて行くでしょう…… そしてその理念、信念は、それを目にして育った子供たちに受け継がれて行くのです… すんばらしい! 俺も…俺もこの街に住みたい!イヤ、住む!! あの…… ところで……なんでこんな話になったんですかね? 誰か教えてくださいw スポンサーサイト
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