抑えられぬ衝動2009-09-04 Fri 00:01
あの日、あの時、あの場所で。
出会う予定を立て、事前に予定に組み込んだ上で出掛けることもあれば、何の気無しにふらりと立ち寄って出会うこともある。 さまざまな「出会い」。 出会って喜びをかみしめることもあれば、そうでもないこともあったり。 仮に予定に組み込んだものだとしても、出会った先になにがまっているかは未来の出来事、予測の範疇外。 そのまだ見ぬ感覚を求めて、人は出会いを求めるのかもしれません。 賢明な『マジP!』読者ならお気づきかもしれませんが。 僕が真面目な出だしで書くときは、だいたいロクでもないことを書こうとしているときですw いやー、たまたま本屋に立ち寄ったんですよ、なにかの発売日だという意識もなく。 最近あまり出版物の発売日とか調べなくなってるのもあるんですけど、なんとなくの感覚で 「あれ、そういやそろそろジャンプコミックス発売日じゃね?」とか 「マガジンのコミックスって……まだ出ないんだっけか?確認確認…」 みたいなノリで本屋に立ち寄ってなにかしら買う事が多い昨今。 その日は本当にそんな気持ちさえなく、なんとなーく本屋に寄ったのです。 そしてそこで、運命的な出会いをしてしまったのです…… ![]() ス ペ ラ ン カ ー 先 生 知ってます!?スペランカー先生!! てかそもそも知ってます!?スペランカー!!!w アイレムから1985年に発売されたファミコンソフトで、ストーリーとしては主人公の探検家(名前不明w)を操って洞窟最下層にある財宝を目指す、というとてもシンプルなもの。 だがこのゲームの見所はそんな財宝とかアクションとかそんなものではなく、主人公そのものにあるのです。 この主人公……とにかく死にやすいんですw ほんのちょっとの段差から落ちては死に、コウモリのフンに当たっては死に、自分が投げたフラッシュに当たっても死ぬ。 モンハンなんて『100m以上あんじゃねぇのそこ!?』と言いたくなるような高台からダイブしても死ぬどころかケガ、ダメージも受けない昨今のゲーム業界と比べると驚くほどに、とにかくすぐ死ぬんですw そのせいで明らかに難易度は上がってるんですが……だがそれがいい。 そんな死にやすい、ゲーム史上最弱との呼び名も高い主人公を主役に据えた4コママンガ。 それが『スペランカー先生』なのです。 その名の通りゲームの主人公が「スペランカー先生」として学校の先生になるわけですが、最大の魅力である『死にやすい』という特性を微塵も色褪せることなく再現。 教室から出て来て死にかけている先生。 部屋の中を見てみるとなんの変哲もない、茶道とかやりそうな畳の部屋。 でも、そんなところでも死にかけるスペランカー先生w 学校をシメようとやってきた不良に闘いを挑まれ勝利するスペランカー先生。 その不良に 「お前は下り坂をジャンプしたら死ぬか?」 と問う先生。 「?しなねぇよ」と若干理解出来ないまま答える不良に 「…………お前は強いな」 と返す、スペランカー先生。 もうね、とにかく爆笑w 知らなくてもおもしろいですが、ゲーム知ってればより爆笑w とにかくそんな本を、たまたま本屋で見つけてしまったのですよ……書籍化されてる事も知らなかった…… この出会いを!! 運命と呼ばずしてなにを運命と呼びますか!? 当然迷う事なく即購入。 「下り坂をジャンプして死ぬこともある」という言葉に、懐かしさとともになにか哲学めいたものを感じられる人は、即書店に走ってくださいw スポンサーサイト
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