fc2ブログ

マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

犬笛にむせび泣く男!

気がつけばゴールデンウィークが終わってましたがw

ホントはもう少し早くにやるつもりだったのに…いろいろ予定が立て込んで間に合いませんでしたorz
そう!もう一本映画観てきたよ!!w

GWは映画業界が作った言葉…その言葉通りに公開されている作品、多かったですよね?
どうせならそのウェーブに乗ってやろうじゃないかと…テルマエ・ロマエ、キャプテン・アメリカに続いて観てきた作品は…こちら!


『アメイジング・スパイダーマン2』!!


…奇跡的にこのGWに見た映画全部、間に『・』が入ってますねw
なんかあんのかしら。
ということでGWのラスト(を飾ろうと思ったら終わってましたがw)を飾りに行ってきましたよ!!
以下感想。



アメイジング・スパイダーマンはキャプテン・アメリカと同じくアメコミのMARVEL作品。
スーパーヒーローが出てきて社会や世界に仇なす敵を倒していく、という部分では同じなんですが…そもそも「同じ時期にアメコミ・ヒーロー映画2本てどうなん?」と思ってたんですが。
観てみて全然違うタイプの映画だということがわかりました。

まずはその志の高さ。
キャプテン・アメリカは祖国を愛するも虚弱な体質が災いして兵士にはなれず。
故に自ら志願して人体実験に臨むほど強い平和と祖国を愛する心…それがあるから彼はヒーローであり続けるわけですが。
対してスパイダーマンはそもそもは平凡な少年。
ひょんなことから特殊なクモに噛まれ、それが原因でスーパーパワーを得るという…いうなれば棚ぼた的な感覚でヒーローになった人物。

キャップがその高潔な志で人々を惹きつける『憧れ』だとしたらスパイダーマンは市民と近しい位置にいる『親しみ』とも呼べる存在。
一度戦いになればどちらも敵を倒し人々を守るアメリカのスーパーヒーローではあるんですが、そのヒーローとしての在り方に大きな違いがあるのです。


さて前作『アメイジング・スパイダーマン』の1ですでにヒーローとして覚醒していた彼は、2作目ではすでに街のヒーロー。
冒頭からノリノリで悪漢を懲らしめていく様はまさに”圧巻”(上手いこといった)
そこで助けた男・マックスや名も無き少年が後々ストーリーに絡んできたりするんですが…詳しくはネタバレになるので省略w

キービジュアルになるポスターでもわかる通り、今回の『2』ではスパイダーマンの敵となる存在が3人出てきます。
エレクトロ、グリーンゴブリン、ライノの三人ですが。
この内今回のメインになるのはエレクトロという敵。

エレクトロもスパイダーマンと同じく『ひょんなことから』スーパーパワーを手に入れた人物…ではあるんですが、心に抱えた闇が、彼をヒーローではなく怪物にしてしまいます。
グリーンゴブリンになるハリーという青年もとある事情から怪物へと変貌してしまうんですが、こういう『敵にも事情がある』ってところを描いてくれるのはとっても良いですね。
それぞれの事情により『敵になるしかなかった哀しみや苦しみ』がわかっているから、スパイダーマンは勧善懲悪の物語にならない。
敵にも感情移入が出来るんですよねー。
特にエレクトロは事情がとってもかわいそうで、観ててすごく辛い気持ちになる部分もあって。
でも敵だし街壊すから倒すしかないし、でもかわいそうだしでもでも「頑張れスパイダーマン!」だし。
そういう楽しみ方も出来る作品だと思います。

もちろんスパイダーマン特有のアクションシーンも大迫力で素晴らしかったです。
『スパイダーアクション』とでもいうべきあの糸を使ったアクションは、他の作品では真似することの出来ない独特なものだと思います。
ビルからビルへ、空を舞うように移動するのも、戦いの中ブレーキ、加速、拘束などなど様々なものに使える万能糸。
それを駆使して戦うスパイダーマンの知能の高さ。
あのアクション見てると「ああ…スパイダーマン見てるな」って思いますねw


上映時間は約二時間半と若干長めの内容ながらも飽きること無く観られるしなんならお得だしw
前述のとおりキャプテン・アメリカとの『ヒーローの対比』で見て楽しめて、個人的には大満足な内容でした。

作中でもちょいちょいセリフとして出てきてましたが、まさに『アメイジング!』
いいもん見させてもらいました☆
スポンサーサイト




映画 |
| ホーム |