行きまんがな2014-07-15 Tue 00:03
劇団東京都鈴木区。
名を見ても分かる通り東京の劇団である彼らは、7月11〜13日に地元を飛び出し大阪でお芝居を打つことにしました。 演目は『ヒーローアゴーゴー!』。 初演は2年前、2012年の6月。 この頃はまだ鈴木区とは仲良いわけでもなく、キヨ経由で鈴木区さんから声の出演のオファーを貰った状態でした。 ただ、この『ヒーローアゴーゴー!』という演目が大好きになり、初演の時はお願いして2回見に行き、打ち上げにも参加させてもらいました。 今思えば…この日が全ての始まりだったように思いますw そして1年後。 今度は『再演』という名目でヒロアゴが帰ってきました。 さらには続編・『遊園地編』というおまけ付きで。 そしてなんとその遊園地編には僕も出演することに。 長い期間の舞台で気心も知れ、一気に距離が詰まり…気がつけばヒロアゴだけでなく鈴木区が大好きになっていました。 そしてさらに1年後。 ついにヒロアゴは大阪に飛び立ちました。 再演の時は出てない日も劇場に駆けつけ、やたら舞台を見まくる生活を送っていましたが…さすがに大阪は行けるかどうか難しいところ。 鈴木区メンバーからも「マジ兄来るの???」としつこく聞かれても「空いてれば」と答えるしか出来ないもどかしい日々が続き…気づけば7月11日。 ![]() 乗ろうとしてましたよね、新幹線にw 旅のオトモはもちろんうさひよ! 行くぜ大阪!行くぜ最後のヒロアゴ観劇!! …と道中は軽く端折りまして数時間後w ![]() 着いたよー☆ 前回の公開通し稽古からこっち、何度となく「マジ兄稽古見に来てよ」と言われてたんですがスケジュールがどうしても合わず稽古には伺えず。 あれ以来2週間振りに見るヒロアゴだったわけですが、凄まじい進化に驚きましたよねー。 たかが2週間しか経ってないんですけど、彼らにとってはされど2週間だったのでしょう、台本にも修正が入り各役者の作り込みも更に深まり、2週間前に見たものとは全く違う『ヒロアゴ!』がそこにはありました。 もちろん前のものがつまらなかったわけではなく十分に面白かったんですけど、それを更に昇華させて面白さを増したというか。 ストーリーも面白さが増し、小ネタも大増量。 笑いの聖地・大阪に挑む姿勢がそのまま舞台になったみたいな、ずっと笑ってられるような空間。 でもホロリと来ちゃう人情味みたいなものも入ってて『これぞエンターテイメント!』って感じ。 大阪までわざわざ足を運ぶ価値があったな!といった内容でした。 再演、再々演と何度もやって来た作品ですけど、その度にいつも「すごいことやるなー」と思うんですよ。 舞台って1〜2ヶ月前から稽古やって本番に向けてつくり上げるわけで、役と向き合う時間が長いんです。 同じ本を何ヶ月もかけて練り込んで練り込んで、その上でお客さんに見せる。 練り込む最中に気付いた新たな発見があったりして、その新たな発見が本を、芝居を変えたりもする。 結果そこには深くて人間味溢れるキャラクターが現れるわけです。 通常の舞台の場合はコレで終わりですが、再演をやるとなると『もう演じて知っているキャラ』になるわけじゃないですか? これをまた1ヶ月2ヶ月かけて作りこむということは…更なる作りこみが可能で、面白くするために向き合う時間が増えることでもあります。 が同時に深みにハマって抜け出せなくなることもあるだろうし、常に新鮮味をキープするのだってタイヘンなはず。 それを再々演までやるって、マジすごいなーと思うんですよね。 もちろん今回も台本から直してる部分もあるし、それぞれ違うところがあるんですけどその中でも今回は集大成というか…全員の仕上がり具合がハンパなくて。 キャラクターひとりひとりがすっごく生き生きしてて。 鈴木区が、ヒロアゴが改めて素晴らしいものなんだってことを再確認させてもらえるような舞台でした。 という素敵な舞台を今回も見られて本当に幸せだなと思ったのです。 しかも5回も。いやーたまらんかった……。 え?なんですか?回数?ああーそういうことですか。 そうです全通しましたよw 僕…たぶんですけど、『ヒーローアゴーゴー!』をこの世で一番観劇してる自信、ありますw スポンサーサイト
鈴木区
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