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間島淳司の日常をプロデュース!!

ブレイブ・イマジネーション

『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』見て来ましたよ!!


毎年恒例VSシリーズ、今思い出しても『シンケンジャーVSゴーオンジャー』のレッド対決はアツかった……VSシリーズ自体は1996年の『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』から始まってるんですが、やっぱシンケンジャーの印象強いんですよね……唯一DVD-BOX持ってるスーパー戦隊作品だからですかね?

そんな歴史あるVSシリーズの最新作。

例年通り現戦隊・トッキュウジャーと前戦隊・キョウリュウジャーがコラボ!
更にもうすぐ始まる新戦隊・手裏剣戦隊ニンニンジャーの初顔見せもあり!!
見る前から楽しみにしてたんですよねー、キョウリュウジャーも大好きな作品だし。
ホントは公開初日に行こうかと思っていたんですが……スケジュールの都合で見に行けず。
翌日も人狼イベントだったりとなかなか時間が取れなかったんですけどなんとか時間を見つけて見て来てやりましたよ!!


ということで以下感想。
ネタバレも含む可能性もあるので楽しみにされてる方は今日のブログ、見ないことをオススメしますw





VSシリーズ一番はじめの感動ポイント……これは各作品共通だと思うんですけど、やっぱり旧戦隊の登場シーンでしょう。
放映が終わり新戦隊になり、キョウリュウジャーの場合は6月にVシネがあったもののそれから約半年。
大好きだった作品のあのキャラクターたちが帰って来る!!
ってなったらそりゃテンション上がりますよねーw

トッキュウジャーのピンチに颯爽と登場するキョウリュウジャー。
登場から『史上最強のブレイブ!』の名に恥じない強さを見せつけ…もう僕の口角上がりっぱなし、ニヤニヤが止まらないとはまさにこのことw
変身解除してキョウリュウレッド・キングの髪型が短いのはビックリしましたけど。
『だ……誰!?』みたいなw
グリーンのソウジくんもTVシリーズの時より逞しくなったというか…ガタイが良くなってた気がしますw

今回はあくまでトッキュウジャーの映画だったので、キョウリュウジャーはあくまでゲスト扱いみたいな感じ。
この劇場版での敵・創造主デビウスの情報をトッキュウジャーに与えるのがキングの役目だったりして、「あれ?キングってこんな賢い人だったっけ?」みたいなものも感じつつw
描かれてないこの劇場版までの間にキョウリュウジャーも成長してたのかなぁ…とまたニヤニヤしたりして。
メインであるトッキュウジャーはもちろんですけど、キョウリュウジャーの各面々にもスポットが当たる嬉しい展開になってたと思います。

改めてトッキュウジャーと並んで戦ってるとすごく感じたのは、キョウリュウジャーのアクションのカッコ良さ。
キョウリュウジャーは強さがウリの戦隊で、トッキュウジャーはそれに比べるといささかユルめというか…正体が子どもなんでそういうもんなんでしょうけどw
だからこそアクション面でもその差が浮き彫りになるというか。
トッキュウジャーは『一人ひとりは弱いけど、力を合わせて戦おう!』みたいな感じに見えて、キョウリュウジャーはその背中からも『命をかけてでも敵を倒す!』みたいな迫力が伝わってくるというか。
スーツを着ていてもキャラクター性や戦隊ごとの特徴をしっかり表現するスーツアクターさんはマジすごいな…と改めて感じました。

戦い面だけでなくストーリー上でも、トッキュウジャーとキョウリュウジャーの違いみたいなものがしっかり描かれていた映画でもありました。
キョウリュウジャーはそもそも地球を守って戦ってた戦隊でしたから、モチベーションも強いんですよね。
トッキュウジャーは子どもたちが自分の街を取り戻すために戦ってる戦隊で…地球を守るのではなく『ひと駅ずつ』駅を、街を取り戻していく戦隊。
今回地球を狙ってやってきた敵を倒すのに、トッキュウジャーは地球を守る戦いの持つ”重み”に押しつぶされそうになるんですよね。
そんな時に彼らは、一人で乗り越えるんじゃなくみんなで乗り越えようとするんです。
一人ひとりでも十分な戦士たちで、キングの強さを中心に結束するキョウリュウジャーと、仲間であることを大切にするトッキュウジャー。
正体が子どもだからこそ出てくる、大人が忘れかけている大切なモノをトッキュウジャーは持っているのかもしれません。
それをキングが感じ取るシーンがあるんですけど、すげー良いシーンでした。

細かいところでおもしろいのもいっぱいありましてですね……おもろいところでいえばウッチーこと空蝉丸の可愛さw
400年前の世界からやってきた戦士であるウッチーはとっても無垢で純粋なんですよねー。
TVシリーズでもそうだったんですけど今作でもその部分は十分に発揮されていましたw
設定面でいうとトッキュウジャーの力はキョウリュウジャーの的には通じず、キョウリュウジャーもトッキュウジャーの敵には攻撃が効かない、ってのが斬新で面白かったなーと。
それぞれがそれぞれの世界で戦ってる強い戦士のはずなのに、違う敵と戦うと雑魚兵にも攻撃が通じないってすごいことだと思うんですよw
お互いのアイテムを交換して使うことでその問題をクリア、協力するかたちが自然と出来てるのもよかったですね〜。
あとなんといっても同色戦士のコラボバトル!
キョウリュウブルーがトッキュウ2号に声をかけるシーンとかおもしろいところもあったんですけど、個人的にはグリーン同士の意思疎通が超良くてですね!
二人とも寡黙なタイプで多くは語らないんですけど、キョウリュウグリーンが「キミ、人見知りでしょ」と語りかけると「そっちのことじゃないの?」と返すトッキュウ4号。
戦闘中、背中合わせみたいなところでのセリフでその後戦いに駈け出してくんですが、マスク越しで見えないのに軽く笑ってから走ってってる感じが伝わってくるんですよね…!!
ほとんど会話もしてないのに繋がる2人がとってもステキに見えました。

あと『お、いいな』と思ったシーンは冒頭、レインボーラインの烈車にキングが乗った時の会話。
協力を申し出るトッキュウジャーたちを「なんか子供っぽいっていうか…」「戦いに巻き込みたくないって感じがする」と断るキング。
確かに正体は10歳の子どもだけど今の見た目は大人の姿なわけで…何かあるわけでもないのにその本質を見抜くキングの嗅覚みたいなものが現れてる好きなシーンですねー。
その後「子どもは遠足してろ」的なセリフはヒドいと思いましたがw


今年のVSシリーズは例年に比べて、戦隊ごとの特色が強く描かれている作品だったように感じます。
キョウリュウジャーとトッキュウジャー、テイストも大きく違う作品でもあるけどそこをしっかりと対比させて、どちらも立派な戦隊でヒーローである…そんなところがしっかり描かれていたな、と。
個人的にはキョウリュウジャー出てくるだけでもうご満悦なんですけど、お話もしっかりしていて見応えのあるいい映画でした!!
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