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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

偉大なる大横綱

『マツコ・有吉の怒り新党』内「新三大◯◯調査会」にて。

今週は『新三大・千代の富士の横綱相撲』を取り上げていました。

千代の富士といえば言わずと知れた昭和後期を彩った相撲界の英雄・第58代大横綱。
素人目には「相撲はデカさ・脂肪」と思ってしまうところを、彼はトレーニングによって筋肉の鎧を身に纏い、キレ・スピードなどの力士としては一風変わった武器を使って時代を築いた偉大な横綱でした。
一般成人男性の体脂肪率の平均はだいたい20%と言われますし、力士も脂肪まみれかと思いきや実は筋肉量が多く25〜30%の間と一般成人男性と大差ない筋肉量を誇るんですが、千代の富士の体脂肪率はなんと驚きの10.3%。
183cmの高身長で100kg超えで、体脂肪率が10%ですよ…?一般成人男性の半分ですよ?
子供心に「筋肉質でかっけぇなー」と思って見ていたのを覚えています。


そもそも個人的にはアニメ好きのオタクであった僕が何故千代の富士を知っているかといえば、親の影響…と言わざるを得ません。

僕が小さい時はテレビは各部屋にあるものでもなく居間に一つ。
携帯もガラケーどころか存在すらしないわけで「ワンセグで見れば?」なんてことも言えず、日曜日などの家族全員が揃う日には一家の大黒柱たる父がテレビの主導権を握ることになるわけで。
夕方から始まる大相撲中継…正直見たくもないのに流れてるから見てたわけですよw
でもそんな中でも千代の富士の横綱相撲は鮮烈に印象に残っています。

さらにオタク的にいえば、キン肉マンに出てきたリキシマン。
アニメの際に『リキシマン』という名前にはなりましたが、原作での彼の名前は「ウルフマン」。
力士なのに狼…ウルフとはこれいかに???と当時の子供は誰も思わなく。
まさしく横綱千代の富士に付けられた俊敏性・獰猛さから由来する「ウルフ」という異名から取られたネーミングなんですよね。
初めて買ってもらったマンガコミックスがキン肉マン18巻だった間島さんはそういうとこ見逃さないのですw

ともあれ時代を創ったマンガ・アニメにも名を残す大横綱は、力士として初の国民栄誉賞を受賞するなど数々の偉業と功績を残して角界を去り、後輩を育成する親方となっていったのです…


そんな千代の富士関の横綱相撲を相撲好きじじい・通称スーじいのやくみつるさんが選んだセレクションでお送りした新大。
…今見ても…否、今見るからこそ超かっこいい…!!となるものがありました。
なんでしょうね…プロの意地といいますか…強く、背中を見せねばならない漢(ヲトコ)の姿を見たというか。
間違いなく相撲という日本の国技の時代を築いた漢の姿そこにはありました。
そういう意味ではやくさんホントいい仕事してるw
マワシ一つ、まさに己が肉体のみで力を、強さを誇示しなければならない『大相撲』という土俵において、礼節と意地と強さ…まさに心技体を兼ね備えた人物だったと、新三大を見て改めて痛感しました。

こういうのを若い世代は見たほうがいい(突然の小うるさいオッサン感w)

でまた別のテレビの話になるんですが、『ぶっこみジャパニーズ』って番組がありまして。
たまたまテレビつけたらやってたんですが、日本の伝統的な文化を海外の人が間違った解釈で行っているものを、その道ン十年みたいな人が正しに行く、みたいな番組。
ただそのために、日本の素晴らしい実力者が海外のインチキ日本かぶれの人に教えを請う、という地獄のくだりを数日やってからネタばらし!ということを行う番組w
プロとして言いたいことは弟子入りしてる期間は言えず我慢をし、最後マスクをして対決、みたいなことのあとに正体を明かしてドッキリを仕掛けた後、本当に伝えたかった『真髄』の一部を伝える、といった内容の番組。
その中でも相撲という題材が扱われていました。

師匠になる、弟子入りさせられる人物は維新力浩司さん。
現在はプロレスラーとして活躍しながらもかつては力士・維新力として角界にも触れていた人物。
彼はその世界で「心技体」の正しい意味を学び、相撲という世界にある礼節・人間力、そして強さを学んだ人物。
そんな彼が「本で読んだ。完璧だ」とぬかす謎のアメリカ人親方のもとに弟子入りし、エセ相撲を勉強する前半のターン…まさに地獄w

親方も相撲を見て感銘を受けたんでしょうがきちんと学ばずカタチと知識しか持っていないため真髄をまるで理解していない状態w
そこに弟子入りする維新力さんはさまざまな間違いを指摘することも出来ず、ただただ間違いをやらされる地獄の稽古w
最終的にはマスクを被った状態で弟子入り先の先輩力士と戦うことになるんですが…圧勝(当たり前)。
その場で相撲の中にある心の在り方なんかを教え、正しい道を説いていくという素晴らしい番組だったんですが……千代の富士さん含め維新力さん含め、プロの世界で生きる漢はカッコイイな…と思った次第。

正体を隠し間違いだらけの稽古を受け止める維新力さんもカッコよかったし、やくみつるさんが選んだ千代の富士の相撲はどれをとっても超カッコよかった。
なんならやくさんの解説が入る前の段階から「…かっけぇ…」と思って見てるところに専門家のやくさんの解説が入り『これはここが見どころ!横綱相撲!!』と言われると「マジか…千代の富士やべぇ」と自然になる状態。
つまりは千代の富士かっけぇ!!という状態。


本当に評価される人は、興味がない人が見た時にも魅力的に見えるんだな、と思ったというお話。

プロってそうあるべきだよね、と、他業種ではありますけどすごく刺激されました、という話でもありましたw
誰かが見てカッコイイと思ってもらえる生き様が出来たら……超イイネ!だよね♪







あ、でもブログで下ネタ書いてるうちは無理かーw
50代になってからの自分に期待します(未来への先行投資w)
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