マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

BL騒動

なにやら各所で騒ぎになってるようで…お騒がせして申し訳ありません。
そして各方面から『謝罪しろ!』とか『釈明を!』と言われてるのと、イマイチ真意が伝わらなかったのもあるのでもう一度だけ、今回の件に触れさせていただこうと思います。


まず最初に申し上げておきたいのは、僕はなにひとつ否定的な表現はしていないということです。
BLという世界、文化、仕事、何に関しても馬鹿になんてしてないし肯定的に受け止めています。
でなければお仕事としてお受けしません。
それを理解するためのプロセスとか自身の考えを発表した際に、なんというか…マジメに自分の考えを語るのが恥ずかしくて茶化した部分がありまして…そのあたりが怒りを買っているようでした。

最大の争点になっているのは『BLはAV』だと書いたことのようです。
そこから「男と女は違う」「仕事舐めんな」などなど、もう罵詈雑言の嵐…多少予測はしてましたがここまでの騒ぎになるとは思ってませんでした。
どこかのまとめサイトさんで取り上げられたのも大きかったようです。

まず「男と女は違う」という点に関してですが、そんなことはもちろんわかってます。
あくまで『演じる上で考えておくべき解釈』の表現として使った言葉です。
男性と女性では考え方も感じ方も違うし、求めるものも違うことだって百も承知です。
なのできっと、僕には女性の気持ちを100%わかることは出来ないんだろうと思ってます。
が仕事としては女性に寄り添った…というか、女性のニーズに応えることをしなければいけない。その一つがBLというお仕事。
わからないけどわからないではいけない…だから考えなければいけない。
そうなった時に『何故”喘ぎ”という表現は必要なのか』ということを考えました。
以前書いたとおり、純粋な愛、心のやり取りを求めるならセックス描写は必要ないはずです。
でもそれがあり、それが入っているものが需要として多い…その理由は何か。
その答えが『女性はドスケベ』であろうということ。もちろん全員がそうでないことはわかってますが、『理解する道筋』の話です。
男もドスケベなんで正確には『女性もドスケベ』と書くべきでしたが。

男のドスケベの場合『女の裸が見たい』とかもっと単純に『エッチしたい』とか直接的ですが、女性は違うんだろうなー、ということくらいは女性がわからない僕でもわかります。
だからBLという文化が根付いたんであろうとも。
自分が絡まなくても純粋な愛の様子を見守りたい、もっと遠いところからそういうものを見る…よりも聞くのが好きな方がいらっしゃるんだろうということも。
BLは男同士の恋愛の物語なので、女性が介入する余地がありません。
そのことが、その世界の不可侵さ、尊さみたいなものを際立たせているのかな…というのが、男女ではなく男性同士の恋愛”BL”がウケた理由なのかな、と個人的には解釈しています。
違ってたらすみませんw
そして直接的なエロを求める男性の欲求を満たすツールがAVであり、その産業に関わってくださってる方には本当に感謝もしていますし、すごい仕事だと思っています。
では女性はどうか。
話は戻って『何故”喘ぎ”は必要なのか』。
その答えがここにあるのかな…と。
男性とは違うけど女性にもスケベな気持ちはあって、そのエロ心を満たすためにこういった表現は必要なのではないか、と。
そう考えると納得できるし、役者としてはリアルに聞こえるよう努力をしようというモチベーションが上がります。
少なくとも僕は、でありすべての役者がそう考えているという話でもありませんが。
つまり『BLはAV』という表現は、エロ心を満たすツールであるという”ニーズとしての解釈”でした。
使用目的とか表現とかそういうことではありません。こう書けば…伝わってましたかね?


そして「仕事舐めんな」の方ですが。
一部で「そんな考えの人に好きな原作に出てもらいたくない」というご意見がありました…ここが一番真意が伝わってないな、と感じた部分です。
先述の通り僕はBLという表現は肯定的に受け止めています。
役を演じる、という点において、アニメだろうと外画だろうとBLだろうとそこに向かう考え方は何一つ変わりません。
「どんな人物なのか」「どんな性格なのか」「生い立ちは?」「環境は?」人間を形成する様々な要因が積み重なって一人の人間が出来上がります。
”男性を好き”というのも、キャラクターを形成する上で重要な要素の一つであり、恋や愛というのは人間が心揺さぶられるとても大きな要因。
非常に大切な情報です。
原作があるモノに関しては、原作のイメージを崩すことがないようすごく読み込みますし、現場で収録しながら合わせてみて「ん?」と思うことがあればすぐに原作を開いて確認するようにもしてます。
僕らが声を入れる前から原作でキャラクターは生きてて、それがすべての設計図であることはわかってるので、全力でイメージに寄り添うように。

『だから大丈夫!』というわけではないですけど、「仕事を舐めてる」というイメージを持たれているとこれまで僕が演じた作品までそういうイメージを持たれてしまう可能性があると思いまして、書かせていただきました。


またTwitter上での表現が『上から目線で気分が悪い』というご指摘を戴きました。

「悪いことを言う時は名前を名乗りましょう」ということはだいぶ前にもブログで記載したことのあることです。
ネット社会になり気軽に顔を見せずにコメントが書けることが生んだ弊害だと思いますが、自分がどこの誰かを隠したうえで何かを伝えるのは非常にマナーが悪いことだと思います。
特にそれが相手を否定するような内容であるならば。
注意をするとき、というか注意って、そもそも冷静な人とか上の人がするものですよね?
だからそういう印象を受けられたんだと思います、決して上から目線なんてことはありません。

『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』とか書いたのは茶化したい気質プラス、名を名乗らずにバッシングされたことに対する怒りも多少入ってたと思います…コレに関しては配慮がたりませんでした。申し訳ありません。

また「考え方を晒すことで皆さんに取捨選択して頂きたいな、と思っていろいろ書いてます。」
「早めに人となりを知ってもらって、大丈夫な方だけ大切にしようかなーと思ってますw」という部分にも意見がありました。
『ファンを選ぶのか!』『上から目線だ!』と。
いや…コレに関してはまったく逆のことを言ってるんですが…「選ぶのは貴方達です」「お好きにどうぞ」って内容だと。
僕らは情報を発信する側で、受け手側を選ぶことが出来ません。
ただ発信する情報をコントロールすることはできるので、何を言って何を言わないかはその人次第。
僕はその”情報”を、良いも悪いも含めてたくさん出していけたらいいな、と思っています。
言わなきゃいいことも含めてたくさん。
役を解釈するのと同じで、人間を正しく解釈するにはたくさんの情報が必要だから。
その中で僕を好きになってくれる人のためにお仕事をしてけたら、こんなに幸せなことはない…と。
逆にファンを選ばず『全員俺を応援しろ』ってスタンスの方が、僕にはよっぽど上から目線のように感じます。

そして少しだけ思ったのが…『僕らってそもそも、下の存在だったの?』ってこと。
声優とファン、一般人とかそういうことは置いといて、そもそも僕らみんな同じ人間じゃないですか。
応援して下さる方には「こんなクズみたいな人間応援してくれてありがとう」と本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、声優の仕事してるからって誰かより偉いなんて思ったこと一度もありません。
言い方が鼻についたってことはあると思うのでそこは本当に配慮が足らなかったな…とは思いますが、それを『上から目線だ!』と言われるのはちょっと…腑に落ちないなぁ、と。


…と、以上のようなことを今回の騒動で感じました。
表現足らずで不快な思いをさせた方には非常に申し訳ないと思っております。
ただ一番初めに書いた段階の時から、感じている内容、姿勢についてはなにも変わらず、何も否定していなかったことだけはご理解いただきたい。
今後は表現に気をつけつつもやっぱり書きたいことを書いていきたいと思ってるので、「間島ってときどきやらかすよな」くらいの大らかな目で見守っていただけると幸いです。

改めましてお騒がせして心揺れ動いた方、申し訳ありませんでした。
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