ちょうちょ、ひらひら2015-12-30 Wed 00:03
『バタフライ・エフェクト』という言葉をご存知でしょうか。
一匹の蝶が羽ばたくことによって、その先に影響を与えてしまうという…タイムパラドクスの説明の際によく耳にする理論なんですが。 先日観た『MOVIE大戦』でも、進之介とタケルが10年前に飛ばされたことにより、10年後の現在で起きた”変化”の説明として使われてまして、久々に思い出した次第。 まさかねぇ…過去に飛んだだけで進之介とベルトさん、特状課のみんながやってきた史実がああも変わるなんてねぇ……バタフライ・エフェクト恐るべし。 物語としてはとっても上手に使われていたし大満足なんですけどw そんなバタフライ・エフェクト。 前々から思っていたことがあるんですよ。 それは……なんか中二くさくね?ってことw だってそうでしょ!?『小さな変化が生じることで、先の未来に大きな変化として現れてしまう』現象を説明するときに、なんでわざわざ蝶だのなんだのとカッコイイ表現してんだよ!と思いません!? 小さきゃなんでもいいならアリでも鹿のフンでもなんでもいいでしょうよ!!w 表現として美しいので物語なんかでも多用されてますが、これがどっかの研究室で学者が考えたんだと思うと… 「過去になにか、小さな”異変”が生じた場合、未来はどのように変化するのか」 「何も起きない可能性もある」 「がしかし!その小石ほどの異物により起こる変化の予測は計り知れない可能性も!」 「…バタフライ……エフェクト(ぼそり)」 『!?』 「一羽の蝶の羽ばたきが、未来を大きく変える…」 『バタフライ…エフェクト(ごくり)』 みたいなことが研究室とかで起きてると考えて御覧なさい。 「なんだ、偉くて賢い学者さんも僕らとそう変わらんのだな」とか思うでしょうよw そもそもタイムトラベル出来ないんだからあくまで理論のみ、机上の空論でこんだけ中二くさいこと考えるなんて、ファンタジー世界の魔法の体系に思いを馳せてた中学生時代の僕と大差ないでしょこれw なんてことを、久々に聞いたことで考えていたんですが…調べてみたらバタフライ・エフェクトって別にタイムパラドクスとかそういうところから生まれた単語じゃないんですねw もともとは気象関係の学者さんが言った『蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?』という問いかけがもとになってるんだとか。 気象なら「羽ばたき」による風の影響考えるだろうから蝶が出てきても不思議じゃないし、その羽ばたきが原因で遠くで竜巻が起こるか、みたいなことらしいので理論としてもしっかりしてる。 気象は予測の正確性なんかを研究されてるでしょうから、それによって出る誤差を計算に入れたりする必要もあり、非常に重要な問題であることも予測されます。 ごめん、全然中二くさくなかったわw 調べてみると新たなことがわかっておもしろいですねw スポンサーサイト
考察
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