国を、つくる。2016-02-12 Fri 00:00
日付変わりましたが昨日は建国記念の日だったようですね。
あれ…?僕…創ったっけ?国なんか?w 前日まですっかり忘れてまして、『ミヤネ屋』見てる時にお天気の蓬莱さんが「明日の祝日」と言うまで気が付きませんでしたw あぶねぇ…せっかくの建国記念の日を無駄に過ごすところだったw さて。 祝日に浮かれて失念しがちですが、そもそも建国記念の日とは何なのか。 世界各国でも建国記念の日を祝日にしている国は多いそうですが、日本にとっての『建国』とはいつなのか…? 歴史の授業でも習いますが、他の国々…特に大陸に存在する国は、やれ『なんちゃら帝国がどこそこ王国を滅ぼし、領土を広げた』だの、『圧政に耐えかねた民衆が王を倒し、新たな国が誕生した』だのと”国の起源”となる出来事が明確な国が多い気がします。 対して日本はといえば…『今日をもって日本国誕生とする!!』なんてタイミング聞いたことありませんよね? 明治時代に黒船がやってきた時も日本だったし、徳川家康が江戸幕府を作った時も日本。 ポルトガルの宣教師が織田信長に謁見したときだって日本だし、源頼朝が鎌倉幕府を作ったときも日本。 中大兄皇子が大化の改新で政治改革をした時だって国の名前は日本でした。 いったいいつから日本なのか…調べてみると日本という国は世界一長く続いている国家だそうで。 そのスタートの日付は、なんと紀元前660年の元旦。 なんと2600年以上もの歴史を持つ国なのです。 『中国3000年の歴史』とか聞いて「すげぇ…」とか思ってる場合じゃねぇ!w そんな日本のはじまりは、歴史の授業で習った『古事記』に記載されています。 ざっくりいうと日本創生からの神話が書いてある本なんですが…アレです、イザナギとかイザナミとかそういうあたりから。 その中に出てくる『天岩戸』のお話で有名な太陽の神様・天照大御神(アマテラスオオミカミ)。 この神様はイザナギとイザナミの子で、高天原ってとこで暮らしてるんですが、アマテラスは自分の孫にあたる邇邇芸命(ニニギノミコト)に「日本を統治してらっしゃ〜い」と命じます。 ニニギノミコトが降り立った場所が九州の高千穂という場所…だったんですが、弓なりの国・日本の端っこ過ぎたためニニギノミコトは日本全部を統治することが出来ませんでした。 そんなニニギのひ孫にあたる神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)が「やっぱ統治するなら真ん中がやりやすいっしょ」と、違う場所から大和(現在の奈良県です)に移動。 途中邪魔する豪族なんかをブチのめしながら大和入りをし、橿原宮(かしはらみや)という場所で「今日から俺が日本を治めっぞー!」と宣言をします。 その宣言をした日が、紀元前660年の元旦。 宣言をしたイワレビコが、初代天皇である神武天皇になったのです。 すげー端的かつ雑に説明しましたが、こういった経緯で日本が誕生したわけです。 そしてイワレビコが宣言した日を『建国記念の日』に制定したわけですが、元旦じゃないのは旧暦だからということでして、今の新暦に直すとその日が2月11日になる、というわけですね。 はー、長い説明だったけど勉強になったw そんな勉強の話はさておきw 祝日で家にいる時間が長かったんでヒマを持て余して掃除とかしてたんですが、なかなかに懐かしい物が出てきました。 はるか昔、”はじまりの時”に必要だったもの…この建国記念の日に見つけたというのはなにか運命めいたものを感じたので、皆さんにもお見せしたいと思います。 ![]() \でーん/ 言葉をつつしみたまえ!!君はラピュタ王の前にいるのだ!!w スポンサーサイト
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