マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

ウッドペンシル

子供の頃。
読み書きを覚えるのによく使ったものです…鉛筆。

何故か小学校の頃は『シャープペンシルは禁止!』なんてルールがあったんで、中学に入ってからは反動からか鉛筆ではなくシャーぺンが筆箱の中身のシェアを奪ってしまいましたが…6角を使って転がしてサイコロ代わりにして遊んだり、香り付き鉛筆だとかロケット鉛筆だとかいろんなものがあったのを思い出します。

先日何故か鉛筆の話になり。
すげー昔になんとなく言われたことを思い出したんですが。
鉛筆の材料になる木の名前ってご存知です???

なんと……エンピツビャクシンっていう木なんですよw

ヤバくない?ヤバくないですか???
鉛筆作る木の名前が『エンピツビャクシン』とか!
カエルの子供だってオタマジャクシって別名で呼ばれるっちゅーのにそのまんまの名前が付けられてる木なんて!
初めて聞いたのが子供の頃だったので「ふーん、鉛筆つくる木って覚えやすい名前♪」くらいにしか思ってませんでしたが、「じゃあ鉛筆が出来る前はその木はなんて呼ばれてたの?」とか「そもそも『鉛筆』ってなんで鉛筆っていうの?」とか「そういや鉛筆の新って炭だから”鉛”の筆じゃないじゃん!」とか、コレをきっかけにトンでもない量の疑問が浮かび上がってきましたw

鉛筆…やべぇ深ぇ…
ということで今日は鉛筆について調べてみましたw


まず何故『エンピツビャクシン』というなのかですが…すげぇ単純、エンピツ作るのに適した木だからですw
耳馴染みのないビャクシンってのは、ヒノキ科ビャクシン属という種に属する針葉樹であるからだそう。
このことからも分かる通り、エンピツビャクシンはもともとエンピツビャクシンというモノではなく、鉛筆が出来てから名付けられた名前であることがわかります。
では鉛筆が出来る前はなんと呼ばれてたのか…まではちょっとわかりませんでしたがw
和名を「エンピツビャクシン(鉛筆柏槇)」、英名でも「pencil cedar」と呼ぶところからもいよいよもって鉛筆ありきの名前であることがわかります。

では話は鉛筆に戻って、鉛筆というもの自体がいつからあったか。

そもそも古代、文字というものは鉛を使って動物の皮に書いていたんだそうで。
後に「ハンダ付け」でお馴染み、はんだを細長くしたものの周りに木の軸を巻きつけた”鉛筆の原型”が誕生します。
はんだっちゅーのは鉛と錫の合金なので、ハンダ筆…不純度高いですけどれっきとした鉛筆ではあったわけです。
でこのハンダの部分がそのうち黒鉛に代わり、鉛筆が生まれていくわけです。

初めて歴史上に”鉛筆”が登場するのは、1565年のこと。
スイスの博物学者コンラート・ゲスナーさんが書いた本の中に鉛筆の記述があるんだそうですが、記述があるってことはこのもうチョイ前から鉛筆は存在してたことになります。
当時は墨壺にペンを着けて文字を書くのが一般的だったので、野外活動が多い博物学者のゲスナーさんからすると墨壺持たずにペンだけで書ける鉛筆は非常に便利だったようですね。

そして話は日本に移り。

日本で初めて鉛筆を使ったとされるのは…江戸幕府の祖・徳川家康
他にも20世紀になって伊達政宗の墓所なんかからも発見されてるそうですが、日本に鉛筆が伝わったのは江戸時代の前・戦国時代だったということになります。
この頃の鉛筆は既に現在の鉛筆と大差ない作りだったそうですが、日本では定着しませんでした…便利なのにねぇw

その後日本で輸入が始まるのは19世紀の後半になってからということなので、明治時代に入ってからだと推測されます。
文明開化の波に乗って、再び鉛筆が日本にもたらされたんですねぇ…でもやっぱりあまり定着はせず、東京や横浜の輸入品専門店で少量が売られる程度だったそう。
もともと日本では『文書は毛筆で書くべし!』というしきたりがあったので、定着しなかったんでしょうね。
しかし日本でも鉛筆の製造が始まり、そこから郵便局で使われ全国に広まり、学校教育でも毛筆から鉛筆への切り替えが行われたりと、徐々に鉛筆が世間に広がって行きます。

…と、長い歴史話になりましたが、『何故鉛筆と呼ぶのか』という疑問の答えもこの歴史の中にあります。

一番初めの頃、鉛を使って書いていた…のもあるかもしれませんが、その後『黒鉛』を使って書くようになったこと。
コレが答え。
黒鉛は炭素化合物なので鉛じゃないんですけど、名前から見て分かる通り…当時の人は黒鉛を鉛だと思ってたんですってw
その勘違いがそのまんまlead pencil…鉛筆となっていった、と。
黒鉛筆だとグラファイト・ペンシルになるのでちょっと長い…けどなんかちょっとカッコいいですよねw


とエンピツビャクシンから始まった様々な謎に向き合ってみましたが、身近にある当たり前のものも掘り下げてみると面白いものですねー。
まさか鉛筆から徳川家康の話になるとも思わなかったしw

あ、ちなみになんですけど…現在では鉛筆の材料の木はエンピツビャクシンではなくインセンスシーダという木が主流のようですw
エンピツビャクシンの立場!!w
現在ではアロマオイルのシダーウッドとして使用されていたりするんだとか。
シダーウッドの香りをお嗅ぎになる際は「ああ…エンピツビャクシン」と思い出してみるのもいいかもしれませんw

知識欲が満たされて間島さんはとってもマンゾクビャクシンw
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