マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

写真で振り返る『ラストオーダー90分』

今回のお芝居『ラストオーダー90分』では1回だけ日替わりゲストとして参加させていただきましたが、それ以外は基本的には”記録係”として活動をしておりました。

…いつからこうなったのかはまったく覚えてませんが気がついたらこうなっていましたw


基本的にはご来場になっているお客様の邪魔にならぬよう最後列から、手持ちのコンデジを用いて手ブレと戦いつつの撮影。
日毎に角度やシーン、人物を変えて大量に写真を撮ります。
そのすべては鈴木区に渡るのでなんらかのかたちで皆様の目に触れることもある(物販で売られていたパンフレットの中にもけっこう僕の写真が混じってますw)かと思いますが、今回の公演で手渡した写真の総量は…約500枚にも及びましたw
しょうがないんですよね…90分のお芝居で、居酒屋チームと心霊チームに分かれているし、暗い劇場内で最後列から撮ることを考えると手ブレ問題を考慮して大量に撮る必要がありまして。
ブレて使えなかったものは渡しておらず、単純に撮影した量でいえば約1200枚ほど。
その中から厳選したものをお渡しさせて戴いております。

ということで。

本日は撮影した写真とともに、ラストオーダー90分を僕なりに振り返ってみたいと思います。


前述の通り、今作『ラストオーダー90分』はいくつかのチームに分かれています。
ざっくりいえば生きてるチームと生きてないチーム。
死にたてホヤホヤの主人公・辻崎微香と彼女を霊界へと誘う役割の死神・ハスミ。

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ハスミと微香

微香が勤めていたアプリゲーム会社の元同僚・染葉ゆずきと扇田真澄と立田哲太。

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元同僚チーム。

微香の大学時代のサークル仲間・夏目琴美と六田法助と鮎原太哉と藤崎凛花。

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サークル仲間チーム。

はじめはこの3チームが舞台上に続々と集まります。
微香の死因は事故死で、死ぬ前にしていた2チームの飲みの約束があり、それがたまたまダブルブッキングになっていた、というところから物語がスタート。
もちろん微香は幽体なので、周りの生きている人たちには見えません。

物販で台本を買って読んだ方はおわかりでしょうが、台本上は各チームごとのセリフが全て書いてあるわけではなく、聞かせたい部分を抽出した抜粋台本のようなかたちになっています。
今回は隣のチームが喋ってる時はセリフは喋らない状態で芝居を続け、戻ってきたら声を出して普通に芝居をする、というスタイルが取られましたが、コレ非常に難しいことだと思うんですよね〜。
セリフからセリフの間もお芝居をせねばならず、且つ次に出てくるセリフに繋がる展開を自分たちで用意しないといけないわけですよ…稽古から見てたからわかりますけど、書いてないところはみんなで自発的にセリフと展開考えて、お芝居を繋いでいくという非常に高度なことをやってました。
普通ならセリフは決めずに”フリ”だけでお芝居を続け、流れに戻るんでしょうが、オフ芝居が多い鈴木区ならではの作りと台本だったように思います。
たぶん他の人たちがやったらまったく違うかたちのお芝居になってたんじゃないかと…今の鈴木区だから、今回の座組だからあのカタチに辿り着けたんだと思います。


集まったところから飲んでる2チームの関係性が明らかになっていくんですが、微香が関係ないところでもつながりのある人々が集まってるのがおもしろいですよね。
太哉はゆずきが追っかけてる2.5次元舞台の役者さんで、六田は現在絶賛炎上中のアプリゲーム会社の担当弁護士…なんだけど打ち合わせをブッチしてここに来ててw
哲太は凛花と琴美を絶賛二股中。
誰かしらが相手チームの誰かと関係性がある。
いろいろ揉めるけど最終的にはみんな意気投合して全員で微香が来るのを待つ、というのがひとつ目の物語。
そこにふたつ目の物語・死ぬ直前に行った終活セミナーの様子が入ってくる。

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終活セミナーで出会う人々

彼氏(ほぼヒモw)と行った終活セミナー…その後で事故に遭うってのもなかなかハードな展開ですが、実はこの人たちも、この後出てくるジージとバーバも物語がつながっていくんですよね…

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気まずい空気を出すジージとバーバw

物語の順番でいえばこの終活セミナーのシーンが最初のシーンになるわけで、ここが全ての物語の起点となる部分。
複雑に絡まりあった糸が終盤一気に解けていくように、物語が解決に向かうさまは見ていて心地良くもありつつ、死んでしまったためにどうすることも出来ない微香が哀しくもあり。

鈴木区ってコメディ劇団なんですが、きちんとしたお話があって感動できるポイントもあるのが魅力の一つだと思います。
終盤微香が慟哭するシーンとかもあるんですけど、最後はすっきりコメディで終わる。
終活や人の死を扱っているのにきちんとコメディしてる。
笑いあり涙ありだから心が強く揺り動かされるんですよねー。
見てる人にもそれが伝わるから、何度も見たくなるんだと思います。

そしてラスト。
「なんで終活で居酒屋???」と、なんとなーく思っていたところをしっかり回収していく奇跡のセリフ!

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「生ください!」

「”生”ってどう書くの?」
「”生きる”って字だよ。」


この回収の仕方…前の方に張っておいた伏線を、忘れた頃にパッと回収するこの感じ…たまりませんね!w
個人的になんとなくラーメンズの小林賢太郎さんのコントを思い出すかのような展開で一人ゾクゾクしておりました。


というわけで物語もキャラクターも役者も、何もかもがすげー良かった『ラストオーダー90分』。
出演したり仕事で間に合わず見られない回もあり全部は見てませんが、それでも9回中6回見たわけですが…それでも足りない!!って感じがすっごいですw
今回席もかなりパンパンだったので一度見て「もう一回見たい!」と思った方でも入れなかったりしたんではないでしょうか。
他にも地方住みや休みが合わず観に行きたくても観に行けなかった、という方も多いと思います。
悔しいですよね…見たいものが見られないのって。
と!今回はそんな方々のためになんとDVD販売が決定しております!
いろいろ特典も付くとかなんとか…詳しくは鈴木区のHPにてご確認ください☆
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