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Wヒーロー夏祭りで盛り上がったとこですが、今度はコッチでも盛り上がってきましたよ!!


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スパイダーマン:ホームカミング!

ニューヨークを舞台に悪と戦う「親愛なる隣人」スパイダーマン、ついにマーベル・シネマティック・ユニバースへ!
原作のマーベル・コミックではニューアベンジャーズに所属していたりと欠かせない存在だった彼が満を持してシネマティックユニバースに登場!
前作『シビル・ウォー』から出演はしていたので期待してたんですが、タイミングを見て観に行ってきました。

…というか前日の夕方まで休みだと思ってた日に、朝からオーディション入れられて「くそったれ!!」とかなってたんですが逆にポジティブに考えようと映画を観に行くことを決意、調べたらすげーちょうどいい時間に吹き替え版の上演があることに気づいたんで行くことにしたのです。
ある意味オーディションなかったら観に行ってなかったかもしれません、グッジョブオーディション。逆にw

ということで以下感想。
観に行くつもりで楽しみにしてる人は多少ネタバレも含む可能性があるんで読まないほうが懸命かもしれません…もちろん重要なことには触れませんけどw









スパイダーマンは過去に何作か映画化されてますが、今作はそれとはちょっと毛色が違う内容なんですよね。
東映特撮とかでもそうなんですけど、僕って事前に映画の情報調べずに観に行くんで全然知らなかったんですが、今作の舞台は前作シネマティックユニバース的前作『シビル・ウォー』の直後なんだそう。
従ってスパイダーマンは既にアイアンマンや他のスーパーヒーローたちと面識がある状態からのスタート。
過去作でやってきた、蜘蛛に噛まれて特殊能力手に入れたよーとか、ベンおじさんがなくなって正義の心に目覚めた、だのという下りは今作では描かれません。
スタート時の状態としては「ニューヨークで活動していてアイアンマンにスカウトされ、シビル・ウォーでちょっと手伝ってアベンジャーズのヒーロー的仕事を手伝いたい無邪気な15歳の少年」といった感じのピーター・パーカーなのです。

なのでもしかしたら今作を見る前に、過去にやっていた映画『スパイダーマン』か『アメイジング・スパイダーマン』を見てから行った方が、スパイダーマンがどういうヒーローなのかがわかりやすいかもしれませんね…有名なヒーローなんでわかんないことはないんですが起源を知っとくと見やすい、くらいのことですが。


これまでのスパイダーマンの映画はその”起源”を描く仮定で僕的にどうしても好きになれない展開があったんですよね。
それが『スパイダーマンがヒーローとしての自覚を持つ理由』。
誰がどうとは言いませんが、必ず誰か大切な人が死ぬことになるんです。
誰かの死を目の当たりにして初めて、『大きな力を使うには大きな責任が伴う』ということを自覚し、スーパーヒーロー・スパイダーマンとなるんです。
僕的にはどうしてもコレがね…いやわかるんですよ、アイアンマン等これまでのヒーローに比べて歳も若く、ヒーローへの憧れだったりひょんなことから手に入れた力に浮かれてしまうのも。とっても若者らしいし。
ただ…ほら、ヒーローだからさ…人の死に直面しないとヒーローになれない、ってのはね…「誰の命も失わせない!」みたいなのが僕の好きなヒーロー像なんで、導入がどうしてもヒーローっぽくなくて大好きになれないのです。
今作もスパイダーマンを名乗る映画だし、だいぶ設定は違うけどそういう展開を組んできたらどうしよう…などと思いながら映画を観進めてたんですが、類似した展開はあるもののそういった展開にはならず、ちゃんとスーパーヒーローしてたので今までのスパイダーマンの映画の中では一番好きかもしれません。
やっぱヒーローはみんなを救う存在でなくっちゃね!

過去作では自作していたスーツは、前作『シビル・ウォー』の際にアイアンマンから貰ったスターク社製のハイテクスーツに変わっているので今作では登場しない…かと思いきや、非常にステキな登場の仕方をします。
そこには彼がスーパーヒーローになるための”試練”だったり”覚悟”だったりといったものが乗っかってくるんですが…中盤からの彼の心に灯る正義の炎が垣間見えたシーンはすごくワクワクしました。
そしてラスト、明確に描写があるわけではありませんが僕にはスパイダーマンがアイアンマンと肩を並べられるヒーローに成長した、そんな風に見えました。

そしてアクションももちろん今回も超cool!
スパイダーマンといえばスパイダーストリングを用いたトリッキーなバトルアクションが代名詞ですが、今作も糸を使った独自のアクションがたくさん入っています。
バトルというよりは機転で状況を打破する、みたいな使い方が多めですが、これもまたスパイダーマンならではの戦い方。
若いからかけっこう無茶するシーンも多くてハラハラも多いですが、カッコイイシーンもてんこ盛りで非常に良かったです。

ちなみに。
タイトルの『ホームカミング』ってのは、そのまんま「帰郷」「帰宅」を意味する言葉でもあるんですが、海外では学校を卒業する時に行うパーティのことでもあるんですって。
どっちの意味も含んでるんでしょうけど作品的にはパーティのシーンが重要な話になってるんで、コレもまた知っとくと面白いかもしれません。


あ、あと大川透さんがいちいちずっと良い声で耳が幸せでしたw
あとトニー・スタークの声ね!藤原啓治さんがちゃんと当ててらっしゃって、本当に良かったなーと思います…あの声以外のトニー・スタークとか考えらんないものw
吹き替えで見てよかったな♪と思いました。
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