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ということで新番組『仮面ライダービルド』はじまりましたねー。
オンタイムでは見られなかったものの、同じ日の夕方くらいに録画で確認しました。
以下感想。ネタバレ…もなにも1話だから大丈夫だとは思いますが念のためそういうの嫌う人は30分だけ待ってください
そしてその30分で速攻ビルドを見てきて!!w






クソざっくり全体の印象からお話すると「とても良い!」って感じでした。
歴代平成シリーズ見てて僕の中に勝手にあるジンクスとして『第一印象で見た目がカッコイイライダーはストーリーが微妙』みたいなのがあるんですが(どの作品とは言いませんw)、ビルドは第一印象が良かったんですよ。
人によっては「ダブルっぽい」って言ってたり、僕は斜めの色分けが「ドライブっぽいなー」と思ったりしてて。印象悪くなくて。
それだけに「これは…良くない流れか…?」と思ってたんですが、冷静に考えたらダブル初めて見た時は「半分こ怪人ー!!」って思ったし、ドライブにしたって「タイヤたすきがけ…どうなの」とか思ってたんですよねー。
全話見た結果大好きな作品になったから結果好印象なだけで、”第一印象”としては決して良いものではなかったなー、ってw
ちょっと好きの間口が広がってきてんのかな…と思ったりしてw
ということでビルドは印象悪くなかったのに話もとても良い、奇跡のスタートを切ったのでしたw

なにがいいって冒頭からもう良かったですからねー。
第一話って設定を説明しなきゃいけないって大仕事があるんですが、子供向け番組である以上完結にわかりやすくやる必要があるし、子どもを魅きつけるために後半にはカッコイイ変身、バトルも盛り込まなきゃいけない。
要は時間が足りないんです。
でどうなるかなーと思って見た冒頭。
すげー簡潔にこの世界がどういう世界で、主人公は何者で、どういう状況なのか、っていうのを的確に説明してたんですよね。
しかもその設定が非常に興味深い。
舞台は僕らが住むのと同じ日本のお話なんだけど、火星から持ってきた謎アイテム『パンドラボックス』の影響で壁が出現、日本は「東都」「西都」「北都」の3つに別れ、対立してしまっている状態。
そこに非常に高いIQを誇る自称物理学者・桐生戦兎が現れ、自身は記憶喪失だと語るのです……
この時点でもう面白そうじゃないですか?w

さらに変身シーンではその変身ギミックが非常に魅力的。
ビルドは戦いの中自身が作ったフルボトルを使い”実験”することで新たなフォームを入手、そこから勝利の法則を導き出していくという戦いながら創り出すクリエイター的な戦い方をする、という触れ込みだったんですが、変身シーンだけでももうそれが見て取れる感じというか。
2つのフルボトルをベルトに装填、変身すると前後にプラモのフレームみたいなのが現れてそれぞれ半分ずつのボディが現れ、それが徐々に真ん中に寄ってって合わさった瞬間ビルドの姿になっているという…なんだかもうワクワクが止まらない変身の仕方w
更にはバトル中には物理学者ならではのギミックも多数散りばめられてて。
「賢い」「強い」といったことが明確に伝わる非常に良いバトルでした。

物理学なんてもの扱うから難しい話になるのかなー、なんてとこも感じてましたけど、そこも上手に処理してた印象ですねー。
ライダーキック撃つときにグラフみたいなのが出てきてその軌道に沿ってキックを放つんですけど、ちょっと調べたらそのグラフに書いてある『V0』とか『Θ』とかってのも物理学…というか数学になるんですかね?の観点から見てもきちんと理由付けがなされてるそうで。
更には冒頭、話数表記をするところでも「1010」みたいなのが出てきて右上にちっちゃく「0」って書いてあったのがスーッと消えてから「1話」ってなる演出だったんですが、学の無い僕は「なんのこっちゃ?」と思ってみてたんですけど、コレって2進法で「1010」が『10』を表していて、右肩のちっちゃい0が「0乗」って意味で、1010の0乗は「1」という計算式が成り立つんですって。
だから話数表記で2進法の計算でちゃんと1になるものを盛り込んで表現してるんだとかなんとか…
さらには1010は主人公の名前・戦兎「セント」にかかってるようにも見えますし、いろいろ考えて作られてるんだなーっていうのがドヤらず散りばめられてるのも非常によろしいですよね。


物語的にもこれからどうなるのか非常に楽しみで、とっても良いスタートを切ったと思います「仮面ライダービルド」!
上手く僕の感性とベストマッチしてくれる作品になりますように…!
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