奥深きネーミングの世界2018-02-28 Wed 00:11
マジックリンってあるじゃないですか?洗剤の。
お風呂に入ったりしてるときってやることないんで考え事したりぼーっとしたりすることが多いんですけど、湯船に浸かりながらふと風呂掃除用に置いてある掃除グッズエリアが視界に入って名前が目に飛び込んできた時思ったんですよね この名前マジヤバくない? ってw なにがって名前の由来ですよ。 マジックリンって響きはなんか可愛い感じもしますが、分解して考えてみりゃ「マジック」+「クリーン」なのは明白。 マジック・クリーンですよ?「魔法みたいに綺麗になる」んですよ???最強の清掃用具じゃないですか、言葉通りならw なにげなく目にしたり耳にしてますけど非常に優秀な名前だなぁ…と思ったわけです。 世の中には様々なモノがあり、だいたいのものには名前がついています。 さほど興味の無いものに対しては特に意識を払って生活をしないためほとんどのものは「ふーん」くらいの感覚で見たり聞いたりしてますが、名前を付ける側はきっといろんなことを考えて名前をつけてるはず。 みたまんまの名前のものもあれば「なんでそんな名前…?」みたいな、意味はわからないけど受け入れちゃってる名前もありますよね? 中にはマジックリンみたいな秀逸なタイトルもたくさんあるんじゃないか、と思い、『商品名 秀逸』で検索をかけて様々なものの名前の由来を調べてみたんですがなかなかにおもしろかったので今日はそれをご紹介しようと思います。 『日清焼そばU.F.O.』 見た目からアレでしょ?未確認飛行物体でしょ???と思いがちですが、そもそもなんで焼きそばに未確認飛行物体なんて名前つけるんだ、って疑問があるじゃないですか? 思いつきでつけたにしては突飛すぎる…と思ったらこの名前、『うまい・ふとい・おおきい』の頭文字を並べたものなんだそう。 吉野家の「はやい・やすい・うまい」みたいなパターンだったんですねぇw 『Cyber-shot』 知らない方もいるかもしれないので説明しますがソニーのコンデジの名前です。 なかなかにカッコイイ響きですが…名前の由来はまさかの「開発者の思いつき」w 商品が完成間近なのに名前が決まって無くて、宣伝担当のスタッフの方が「サイバーショットって、どう?」って言ったことで決まったんですってw 今は『サイバー(Cyber)」から「Cybernetics(サイバネティックス/人工頭脳学)」を連想させ、既存の境界領域を超えた新しいジャンルを創造する』というもっともらしい理由が由来として語られているそうです。 …後付けてw 『アンデスメロン』 これはM-1で銀シャリがネタに組み込んでたからご存知の方も多いかもしれませんね。 「作って安心」「売って安心」「食べて安心」ということで「安心ですメロン」という商品名をはじめにつけ…ようとしたんですが「ちょっと待て!ダセェ!」となり却下w 名前にセンスがないのと、メロンには芯がないことから「安心です」からシンを取って「アンデスメロン」となったんだそう。 なのでもちろんアンデス山脈とは無関係。 …美味しいメロンが危うくクソダサい名前で売られるところだったんですねぇ…安心ですメロンだったら買わないもんなぁ…逆に不安になるw 『ククレカレー』 語感の良さでするっと入ってきちゃいますけどコレにも由来がありました。 名前は意外と単純、調理要らず…『クックレス』の略から。 ま…調理はするんだけどねw 『カルピス』 え?カルピスはカルピスでしょ?という声が聞こえてきそうですがこれにもちゃんとした由来があります。 まずカルピスの「カル」はカルシウムのカル。 ここまでは予想できたかもしれませんがピスはそうはいきませんよ…? 「ピス」はなんと……サンスクリット語から来ていますw ウソだろカルピス!!w 仏教では乳、酪、生酥、熟酥、醍醐を五味といい、五味の最高位を“サルピルマンダ”(醍醐)と言うんだそう。 サルピルマンダの真ん中の「ピル」が取られたわけですねー。 ただそれなら「カルピル」じゃねーの?となりますけど、「あかとんぼ」や「待ちぼうけ」で有名な音楽家の山田耕筰先生の一声でカルピスという名前になったんですって。 超意外でしょ?w 『ヤクルト』 これも「ヤクルトは…ヤクルトでしょ?」くらいの感じでもうあの乳酸菌飲料しか浮かびませんが、由来はエスペラント語でヨーグルトを意味する「jahurto(ヤフルト)」。 エスペラント語て…どえらいところから持ってきましたな…w ちなみにエスペラント語は国際補助語と呼ばれるもので、英語とか日本語みたいにもともとあったものではなく人間が一から作り上げた言語…非自然言語というもの。 ザメンホフという人が世界中で起こる紛争や人権侵害などを嘆き、それらを避けるためには共通の言語が必要だ、と作り出した言葉なんだそう。 そこからヤクルトは「この乳酸菌飲料が、いつの日か世界の人々の元へと広がって欲しい」という願いを込めて名づけられたんですって。 ……なんか…深いなw 『エビスビール』 今回調べてて一番度肝を抜かれたのがコレ。 ホントは「大黒ビール」って名前にしたかったんだそうですけどその名前はもう存在してたんだそうで。 大黒の代わりに同じ七福神の恵比寿から名前を取ったのが名前の由来。 二番手かよwと思ったんですがこっからがすごいです、1901年にエビスビール出荷用の貨物駅「恵比寿停留場」が作られたんですが、その近くに普通の駅ができることに。 「恵比寿停留場の近くだから恵比寿駅だね」ということで、現在の恵比寿駅に。 つまり恵比寿駅の名前の由来はエビスビールが由来なんですねー。 …絶対逆だと思ってたわ……すげぇw と、思った通りほとんどのものにはちゃんとした由来がありました。 なにげなさすぎて普段気にしないけど、調べると面白いもんですねー。 他にもいろいろ面白いものもあったんで、興味持たれた方は調べてみてくださーい!! スポンサーサイト
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