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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

しつもーん。

・ラジオの会話と普段の会話って違いますか?もしくは違うという意識はありますか?

基本的には違いますねー。ラジオには『その場にいない聞き手』が存在するので、その人達にわかりやすく聞かせることは意識しています。
日常会話だと何人いるかは別として、『目の前にいる相手に語りかける』ということが基本になりますよね?
そりゃそうだ目の前にいない人に話してたらそれはちょっと危ない人w
ラジオの会話との一番の違いはココにあると思います。
目の前にいない人…ひらたくいえばリスナーさんは、僕らが生活しているところを見たことがあるわけではないので、共通認識というものがあまりないはずなんです。
例えば知人ならば共通の知り合いの話が出来ますよね?その際には「お互い知っているから」説明をすっ飛ばすことが出来ます。
「そういやこないだひっさびさに野口と会ったんだけどさぁ」と言われた時、もしも貴方に野口という知り合いがいなかったらこう思いますよね?
「誰?」ってw
ラジオで喋る時に一番やったらダメなのはコレです。
何を話すかとかどういう風に展開するかとかオチはどうするかとか、他にもいろいろ考えることはありますがそういうのは番組ごとの「味」として処理できるのであまり大した問題ではなくて。
いちばん大切なのは「知らない人が聞いてる」と意識することですね。
日常の感覚でラジオの感覚に近いことがあるとすれば、おもしろい映画を見て、良かったから観に行って欲しい!って思ってまだ見てない友達にいかにおもしろかったかをプレゼンする感覚、といえばわかりやすいでしょうか。
見て欲しいからどういう映画なのか説明するでしょ?でも相手が興味を持つかはわからないわけで。
ラジオではなにかをプレゼンしてるわけではありませんが、あえて言うなら自分たちの番組がおもしろいかどうかをプレゼンしている、ともいえるわけです。
だっておもしろいと思わないと翌週の放送も聞こうとおもわないでしょ?

日常会話だと相手が知らないことを話しても「なにそれ?」と知らなければ聞くことができるのでそういう配慮は必要ないんですよね。
ラジオでも日常でもそうですが、会話において大切なのは『共通認識』だと思います。
日常会話でも、複数人で話してる時に一人だけ知らない話で盛り上がってしまうのを多々見かけます。
僕は日常でも若干ラジオのノリが入ってしまっているので知らない人がいると「これは◯◯ってことでね」と、全員で会話できるように説明を入れたりしちゃうんですが、コレがないと仲間はずれになっちゃう人が出るんですよねー、飲み会とかで多いんですけど。
せっかく同じ時間を共有するのにわからない話をすることで会話が別々になっちゃって、もったいないなーと思うんですよね。
ラジオでも日常でも、会話の本質は変わらないと思います。
ただラジオはお仕事なので、聞いてくれている人すべてが楽しめるものにしよう、という意識は強く働いているだけなのかな、と。
理想は同じ気持ちで日常会話もすることかなーと思います。


・間島さんは知らない番号から電話がかかってきたら出るタイプですか?それとも無視してまず調べたりしますか?

絶対出ないですねw
だって怖いじゃないですか、なんか売りつけられたりしそうでw
基本的には相手に電話番号教えたらこっちも聞いて登録してるはずで、だったら番号だけ出るなんてことはないじゃないですか?
ということは「番号交換をしていない相手」なわけで、知り合いではないことは確定。
知らない人からかかってくる用事なんてどうせ僕の人生にとってロクなものではないし、もし相手に用事があるなら留守番電話に入れてくれるはずだと信じているので、基本的に知らない番号の場合は出ません。
調べたりするのはどっちかっていうとメールの場合の方が多いかもしれないですねー、「◯◯の期限が迫っています、アクセスしないとキャンセル料が発声します」みたいなのとかあるじゃないですか?
見に覚えのないことでも金払えとかいわれるとちょっと怖いな、と思うので、そういう場合は名前だったりアドレスだったりで検索して調べたりすることはあるかもしれません。

ちなみに事務所からの電話…コレ、番号ももちろん登録してあるから通知出るんですけど、わざと出ない場合が多いですw
出先で電話かかってくる事が多いのもありますが、事務所からの連絡ってだいたい次の仕事のスケジュールとかでしょ?
メモするものが用意できないことが多いんですよ…で1件2件ならなんとか覚えるんですけどね…僕スケジュール管理、スマホのカレンダーでやってるから電話取るとメモ出来ないんですよw
なので一旦留守電に入れてもらって、あとから確認しながらゆっくりと登録していうことが多いです…あとスマート留守電に残したいってのもあってわざと電話取らない事が多いですねw


・たくさんのお仕事をされて声を当てて、キャラクターがごっちゃになりそうになったりしないんですか?

余りそういう経験はないかもしれないですねー。
アニメなんかの場合だと週に1回収録があるのでキャラクターを忘れることもあまりないですし、僕の場合作品ごとにキャラの見た目から性格から全然違うことが多いので混じりようがないというかw
今のクールでも『刀剣乱舞』のにっかり青江と『りゅうおうのおしごと!』の久留野義経とかが同じ時期に録ってたものになりますが、ぜんっぜん違いますからねぇw
過去に一番すごかったのでいえば、朝に『幻影闘士バストフレモン』という初主役やった作品録った後に、午後から『モンキーターン』の収録が入ってる時期がありました。
バストフレモンの方はたらこ唇の生意気そうな少年で、モンキーターンは主人公のライバルキャラなのでぜんぜん違う役を一日で演じることになるんですけど、作品から共演者からなにからなにまで違うので僕的にはごっちゃになる、という感覚になったことは一度もありませんでした。

ヤバいのは混ざるというよりも忘れることですかね…ゲームなんかで追加収録があると大変でね…前に録ったの1年前に一回きり、とかになってくるとそんなの覚えてるわけないじゃないですかw
たいていの場合現場に行くと「前回の音声お聞かせしますね〜」つって一年前の音声流してくれるんですが、もしそれがないことを考えると…と、なんとかして自分で家で思い出してから行こうとすることがよくあります。
あとはBOX化するから新規アニメを特典で録ります、ってパターンね。
とらドラ!のブルーレイBOXの時はキツかったなぁ…半年で1年のお話をやる濃厚な作品でもあったし、駆け抜けた印象が強く「2度めの青春」みたいな感覚だったんですけど、新規アニメがまさかの13話の後、みたいなド真ん中でw
そっから関係性がだいぶ変わるので相手との対し方とか変わっていったのに「その前です」とか言われても!!!!!!と思ったのを思い出します…すげーDVD見て勉強して行ったなぁ…
収録自体は問題なく済んだけど、「同じ音、同じしゃべりは出来てるけどなんかコレジャナイ感」があったんですよね…青春は二度来ない、みたいな感じというかw
伝わることはないかと思いますが、そうやっておっかなびっくりやったものがブルーレイBOXに入っているので興味がある人は見てみてくださいw


・悩んだところでどうしようもない!という時、間島さんならなにをしますか?

逆に悩み倒しますかねw
今答えは出ないけど、今出せる答えを出す、というか。
言い知れぬ不安とか、納得できないこととかって生きてるとけっこうあると思うんですよね、未来はなにがあるかわからないから。
そういうものって確かに「悩んだところでどうしようもない!」って思いますけど、そこで「だから考えないようにしよう」と思っても不安だからまた考えちゃうじゃないですか?
気を紛らわせようと他のことやっても、それをやめて布団とかに入ったらまた思い出して寝られない、とかになるくらいなら、とことんまで考えて『現時点での結論』を出すのがいいかな、と思っています。
その答えが「なにもやることがない」でもいいんですよ、やることがないから来るべき時に備えよう、とかでも良いんで今の答えを出すことが重要。
「答えを出した」ということでひとつスッキリできるんで、直面した不安を軽減することくらいは出来てるはずなんで。

なんでもそうですけど中途半端が一番スッキリしないんで、始めた以上は責任を持って終わらせるということが大切なのかな、と思います。
…全然違う答えになってしまいましたが参考になれば幸いですw


・収録中にしゃっくりが出ることってあるんですか?もし出た時どうしてるんですか?

これね…言われてみればそうだなーと思いましたけど…20年近く仕事しててそうなってる人見たことありませんw
もちろん自分がなったこともなく。
…一体どうしてなんだろう…不思議だ。
まぁ仮に、で想定して考えてみますけど、しゃっくりって自分の意思でコントロールして止められるもんじゃないじゃないですか?
音も出るしスタジオにいられるとノイズになっちゃうし、かといっていつ止まるかもわからないし…。
僕が音響監督なら一旦その人にはスタジオから出てもらって残りのメンバーで先に収録を進めて、しゃっくりが収まったら後から抜き録りでその人だけを録る、ってのがスマートなんじゃないでしょうか。
しゃっくりなら風邪とかと違って音が変わることもないですし、収まってくれさえすればその日に収録できますからね。
…まぁでもしゃっくりが出ちゃった人は地獄のような思いでしょうね…収録の流れ中断しちゃうわけですし、要らぬ別撮りをさせてしまった!ってなるでしょうから。

いつか遭遇したらその時「実際はこうだった」ってお話しますねw
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