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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

ぶる、の、っぷこーん。

昨日はコレを観に行っておりました!!


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まぴぽ2!!

Marble Pino Popcorn、略してまぴぽ……なんつーカオスなネーミングw
劇団東京都鈴木区プレゼンツ、となってはおりますが主宰の智晴くんはガッツリ絡んでいる、というわけでもなく、今回はプロジェクター操作と照明、あと天の声を担当してるのみで、まぴぽのプロデューサーは劇団員の戸田早奈美ちゃん。
鈴木区劇団員、もしくは過去作に出演経験のある鈴木区にゆかりのある人々でコントをやろう!というコンセプトで始まった『まぴぽ』の第二回公演ですね。
ド平日の19時というなにげに微妙な時間帯なので行けるか不安だったんですがなんとか観に行くことが出来ました…しかも初日にw

というわけで以下感想。
例によってネタバレ気にしちゃうマンはこの先は読まないでね☆
つってももう明日の千秋楽で終わりなんでネタバレもなにもない気はしますがw








まぴぽ…Marble Pino Popcorn…カオスなタイトルといいましたが今回は第一回目よりもカオス度が増していたように感じました。
前回は場所が普段はバーをやっている場所でのバー公演というかたちだったのもあり、脚本のテーマに「バー」という共通項目が存在し、それが全体のテーマみたいになってたんですが今回はそういう括りを全部取っ払い、各々が好きな、書きたいものをぶつけてくるというシステム。
なんでしょう…作品が鬼だとしたら、みんなして豆ぶつけてくるみたいなw
もうホント世界観バラバラ。
漫才やる人もいれば学校コントあり、未来が舞台の話あり、地獄の話ありともうムチャクチャw
でもそれが逆に、前回よりもコントライブ感を強めていたように感じます。
コントライブって各芸人さんたちが自分たちの自慢のネタ持ってくるから世界観もネタのテイストとかも違うでしょ?まさにあんな感じ。
まぴぽは『自分が書いたものは自分が演出する』というテーマで作られているので、作品ごとに脚本家も演出家も違うんですが、それもまたよりコントライブ感というか作品ごとの棲み分けみたいな部分に一役買っていたのかなーと思います。

観てて改めて感じたのは「鈴木区まわりって、ボケの人多いんだなー」ということw
まぁだからこそみんな脚本が書けたりする部分のあるんだと思いますが…聞いたことありません?芸人さんたちもネタを書くのはボケの人の方が圧倒的に多いんですよね。
だからボケの人が自分がボケたいように台本を書き、それに上手にツッコんでくれる相方を探す、みたいな話。
今回全員が一本ずつは脚本を担当している作品があってテイストも全部違うんですが、やっぱり根っこにはボケの発想みたいなものを感じるんですよね、たぶん僕がツッコミの方だからだと思うんですがw
ボケの角度がかなり鋭角というか…「普通だったらそれ思いつかないだろ」みたいなボケがどの作品にもふんだんに取り込まれていて「これが…ボケの発想…」ってなりましたよねw
個人的にはボケって世界を崩す役割で、ツッコミがその歪んだ世界を軌道修正する、みたいなイメージがあるんですがまさにそれ。
世界を崩せる人たちが書いた本の方が面白くなる、だからボケの人が本を書くんだなーと今回改めて感じました。

そしてもう一つおもしろかったのがみんなどことなーく鈴木区のテイストを感じることw
たぶん普段から鈴木区でお芝居してるからコメディの基本が鈴木区の脚本になるんでしょうね、主にボケの処理の仕方に鈴木区テイストを感じますw
あんま具体的にいうとネタバレになっちゃうんですが…芸人さんたちのコントとか見るとかなり激しめのツッコミってあったりするじゃないですか?
鈴木区ってそういうのほとんどないんですよね。だからなのかほとんどの作品でツッコミはボケの邪魔しないようにボソリと一言ツッコむみたいなのが多いんですw
まぁこの辺は本業お笑いの人と役者でコメディやってる人の違いなのかもしれませんが…でもなんとなくそれが面白かったですw
でまた鈴木区テイストはどの作品からも感じる(なんなら鈴木区で出てきたキャラクターのコントもありますw)のに、作品ごとに書いた人の個性とかも載ってるんですよねー。
特に個性が爆発してたのは…橘実咲季ちゃんとキヨと本田一誓くんのコントかな?
他のが個性出てないというわけではなく特にこの三本が、本人が内に秘める狂気…というか、「おまえマジ発想おかしいな」みたいなものを感じましたw

あ、どれも面白かったって意味ですからね?w

時間にしてみれば1時間チョイ、普段の鈴木区の公演と比べれば短いんですが実に濃密で笑いっぱなしの1時間チョイでした。
印象的だったのが終わった後みんながみんな「疲れた……」っつってたことw
この日が仕込み→場当たり→ゲネ→本番というハードスケジュールだったのもありますが、普段やりなれないコントというフィールドに立つとやっぱ疲れるんだなーと。
観てるこっちは楽しいんですけどね、白鳥と同じで水面下ではメッチャ頑張ってるってことなんですねーw


というわけで『まぴぽ2』、明日の19時が千秋楽となります。
ご興味持たれた方、時間があるぞ、という方は当日券もあるそうなので阿佐ヶ谷まで足を運んでみては如何でしょうか。
世界中の人の明日の夜!空け!!w
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