古い言葉を異国に持っていく2019-03-15 Fri 00:12
ネットの時代になり非常に便利になりました。
わかんないことはネットで検索をすればだいたいのことはすぐに解決、人に聞いたり辞書引いて調べたりなんて手間が減るんですから。 まぁ簡単になったが故に記憶に残りにくく身につかない、なんて話も聞くので一長一短ではあるんでしょうが。 個人的に特に便利だなーと思うのは英語の翻訳機能。 ネット上で英語で書かれたサイトをまるごと翻訳してくれたり、特定の文章をコピペすればすぐに日本語に翻訳。 逆に「あれ、この単語って英語ではなんて言うんだっけ?」みたいな場合でも、簡単に英訳してくれるんですから便利になったと言わざるを得ません。 さらに我々のような仕事をしていると、たまーに台本上に英語で表記されたものとかあったりするんですが、つづりを見ても発音がわかんなかったりするでしょ? コレも調べることですぐに発音まで教えてくれるっていうんだから、日常だけでなくお仕事面でも役に立っちゃうんですよねー、すげー便利。 で、ここで一つ気になったことが。 他の国がどうかはわかりませんが、日本語って時期によって言葉の感じがぜんぜん違ったりするでしょ? 時代劇なんか観てるとわかりやすいですが、「てぇへんだてぇへんだ!」とか「拙者に…生きろと申すか…!!」とか、今の人言わないじゃないですかw ああいう翻訳がどういう仕組みなのかはわかりませんが、確実にそんな時代劇口調まで対応してるとは思えないんですよねー。 でも機械だからムリヤリにでも翻訳してくれるわけで。 それを……さらに翻訳サイトを用いて日本語に再翻訳したら、元の文章は出てくるのか!?w 時代劇には対応してないわけですから、もしかしたら現代の言い回しに直って出てくることも考えられるわけです。 楽しそうじゃない?これw ということで気になったことがあったらやってみよう! 早速『翻訳』で検索して出てきた翻訳してくれるサイトで”ある文章”を検索。 有名な翻訳サイトがいくつかあったので、今回は「Google翻訳」「Weblio翻訳」「エキサイト翻訳」の3つのサイトで実験。 検索する時代劇のセリフは…こちら! 「この紋所が目に入らぬか! こちらにおわす御方をどなたと心得る! おそれおおくも先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ!」 言わずとしれた時代劇『水戸黄門』より、助さんと角さんが悪いやつと立ち回りをやった後に主人の正体を明かす、あのう有名なセリフ。 …個人的にはアレで控えてくれるんならその前のバトル要らないと思うんですけどね…正体わかってすぐ反省するヤツもいるかもしれないじゃん? それにあの立ち回りの後日、みんなしょっ引かれて罪を償わされることになるわけでしょ? なんで一回個人的に肉体的に懲らしめるのかわいそうだよw …話が逸れましたw では早速、まずはGoogle翻訳から。 「I wonder if this monarch is in sight! You will find that you are the one who is here! It is also feared to be a deputy general General Mito Mitsukuni!」 …英語を理解する脳がないのでコレが合ってるのか間違ってるのかもわかりませんがw とにかくコレをコピペして、再度同じGoogle翻訳を使って日本語に翻訳!! 「この君主が見えているのかしら? あなたはあなたがここにいる人だということがわかるでしょう!副総領事ミツクニになるのも怖い!」 紋所はどこかに行ってしまいましたw んで…あなたはあなたが…ここにいる人だと……ん?どゆこと???w そして最後!怖いってどっから出てきたんだよ!w そして副将軍が副総領事になるのはまだいいとして、水戸光圀の水戸はどこに行ってしまったの!?w やー、だいぶ頑張ってくれた感はありますがやはりカンペキには行きませんでしたねーw ということで面白くなるのは確定したので、今度は翻訳サイトによってどのくらい個性が出るのかを見ていきましょう。 ということでお次はWeblio翻訳。 「Does this crest not get into eyes? I understand a Mrs. to have carry it here with whom! I am graciously you to Prince former adjutant general Mitsukuni Mito!」 同じ文章翻訳しても、サイトによって全然違う翻訳するんですね…導入からぜんぜん違う。 2行目なんてGoogleは「You」から始まるのにWeblioは「I」からというまったく逆の入り方ですよ、おもしろー。 ということでさらに日本語に再翻訳。 「この頂上は、目に入りませんか? 私はミセスがそれをここに運んでもらうと思います。そして、誰と! 私は、丁寧に前者高級副官皇太子水戸光圀へのあなたです!」 「目に入らぬか」はうまくいったんですけどねー、紋所は頂上になってしまいましたw やっぱ海外にないから理解できないんですね、紋所。 んでミセス!誰!!で最後「誰と」じゃねぇよこっちが聞いてんだよ!w そして「先の副将軍」という短いのは「前者高級副官皇太子」という聞いたことのない役職にされてしまいました…なんだよ副官皇太子ってw てか最後あなたです!ってなんなのよ、誰が誰になにを言ってるのw やはり個性が出ますねー、副総領事と副官皇太子とか全然違うやんw 君主と頂上もなんとなーく地位とか位置なのかは別として高貴なもの関連だとは認識してるっぽいのも面白いですね。 では最後、エキサイト翻訳にて翻訳。 「Doesn't this crest place come into the view! With whom is the person who hints here known! You can also make the previous adjutant general Mitsukuni Mito publicity be here awesomely!」 これもまた英語の段階で個性出ましたねー。 Weblioでは2行目頭「Does」からなのにこっちでは「Doesn't」になってます。 …てかおんなじ文章訳してるはずなのにこれだけやけに文章長くなってない?w んではこちらも再翻訳。 「しない この頂上場所 視野に入る ! 知られて、ここでほのめかす人である! あなたは、また、前の助手一般水戸光圀パブリシティをここに荘厳にあらせることができる!」 頭カタコトスタートw そんでほのめかすって表現悪いなwなんか助さん格さんがヤなヤツみたいじゃないかw そしてついに…副将軍は助手一般に成り下がってしまいましたw これでは誰も言うこと聞いてくれないよぅ!w てか水戸光圀パブリシティって何だよそれ人間なの?w ということで三者三様、同じ文章なのにみんな個性が光る誤変換をかましてくれましたw てか検索して出てきた順番で翻訳したんだけど、なんか狙ったかのように後になればなるほど翻訳おかしくなってない…?w みなさんも翻訳サイトをご利用になる場合は「サイトにも個性がある」ということを肝に銘じてお使いくださいw スポンサーサイト
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