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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

ニューCAPは空を飛ぶ

最近、おうち時間が充実しまくりなのですよ。


というのも最近ついに導入してしまったんですよねー、巷で噂のアレを。

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fire tv stick!!

文字の色味も合わせてやりましたよw
実は前々から導入を検討してたんですがおじさんになって来て新しいものに手を出すのが億劫になりまして…「どーしよっかなー」「でもなんか面倒だよなー」みたいな、判然とした理由もない言いようのないメンドくささに負け続けてたんですが、ようやく重い腰を上げられまして晴れて快適なネットムービーライフを送れることに。
理由は単純、Disny+が見たいから。
ウチ今までAmazon PrimeとかYou Tubeとか見るときはPS3使って見てたんですよ、あとブルーレイとかもか。
テレビにもつながってるし特に不自由は感じてなかったんですが、MCUがフェーズ4に入ってDisny+限定でのドラマシリーズをいくつか発表したんですよ、ロキとかファルコン&ウインターソルジャーとか。
アイアンマン1からずっと負い続けて、大好きなシリーズであるMCU。
当然このドラマシリーズも見たい!けどPS3だとDisny+に対応してない!どうすれば…!
調べた結果出てきたのがこのfire tv stickだったんですが、先述のような理由でここまで導入が遅れたわけですねー。
…てことはエンドゲームの後くらいから2年くらいウダウダしてたってことですね、長いw

これでMCUのドラマシリーズも見られるし、なんならこっちの方が通信がスムーズみたいでストレス無く見れてる気がしてます。
で早速…コレを使って観たわけですよ、まずは『ファルコン&ウインターソルジャー』から。

おもしれーじゃねーかチキショー!!w

こんなこというとアレですけど、ファルコンもウインターソルジャーもどちらもフェーズ3までのシリーズに出てきてて、正直他のアイアンマンとかソーとかドクター・ストレンジとかに比べると能力的にもパッとしないじゃないですか?好きな人いたらごめんなさいw
っていうのもあって「まぁそんな急いで観なくてもいっか」なんて思ってしまってたのも導入が遅れた理由の一つでもあるんですが…観てみたらコレがまーおもしろい。
ストーリーはネタバレになるのである程度伏せますが、時代設定としてはエンドゲームでアイアンマンが指パッチンした後の世界のこと。
大きなテーマだけいえばこの作品「誰がキャプテン・アメリカの意志を継ぐのか」という点になります。
エンドゲームのラスト、キャプテンのシールドを託されたのはファルコンでした。
がファルコンはいろいろ考えた結果、キャプテンの盾はキャプテンの記念館的なところに寄贈し、展示してもらう選択を選びました。
でそれからしばらくして。
テレビを見ていたら、その盾を持った「お前誰?」みたいな軍人が、新たなキャプテン・アメリカとしてアメリカ軍から発表・紹介されているではありませんか!?
「えーーーーーーーーー!!!!!」って話でしょ?僕もファルコンもそうなりましたよw
まぁこのあたりまでが導入になりまして、こっからどうなっちゃうの!?というところにとある事件が起き、事件解決のためにファルコンとウインターソルジャーが戦いに身を投じていく中で、新キャプテン・アメリカともあーだこーだいざこざが出てくるって話なんですね。

はい、ストーリーに触れるのはここまでw

一応最後の6話まで全部観させていただいたんですが…この物語はなかなかにメッセージ性が強い作品でしたね〜。
一番大きなメッセージは人種差別問題ですね。
ファルコンってアメリカ人ではあるんですけど黒人じゃないですか?
今回ファルコン周りも、そして敵側にも黒人のキャラクターがたくさん出てくるんですが、そのほとんどが一度は差別を受けたことを感じ取っており、それが全体の背景にずっと流れ続けています。それはヒーローであるファルコンも同様に。
MCU…というかマーベル・コミックはその時代時代に流行していることや問題視されている出来事を取り入れる傾向があります。
少し前に映画見た感想を書いた『シャン・チー』も、コミックが描かれた時代背景にアメリカにおける香港映画ブームがあった末に誕生したヒーローであることをご紹介したと思いますし、マーベルじゃないですけど少し前にバットマンでLGBTQ…性的マイノリティーの設定を持つキャラクターが登場したってのがニュースになってましたが、こういった社会問題もストーリーに取り込む特徴があるのです。
人種差別問題も、少し前のアメリカで黒人男性が白人警察官に押さえつけられて命を落とした事件が大きな社会問題になってましたよね。
制作された時期的にいえばおそらくあの事件は「ファルコン&ウインターソルジャー」よりは後に起きたものだと思いますが、でもということはアメリカの中に根強く残っている大きな問題であるということの証明でもあります。
今回ファルコンというアメリカ生まれの黒人ヒーローを主役の一人に抜擢したことは、アメリカにおけるこの問題を描くにはうってつけのヒーローであったわけですね。
同じ黒人のヒーローであるブラック・パンサーでは描けないテーマですし。
もちろんスーパーパワーを持っている人間は現代にはいませんし、アメリカにおける問題がこれとまったく同じだとは思いませんが、遠い異国で起きている問題がここまで根深いのか、ということを学べた良い作品だったと感じました。

そしてもう一つ、強く感じたのは初代キャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャースという人間の高潔さ。
今回物語のキーアイテムとして超人血清というものが出てきます。
これは映画『キャプテン・アメリカ』でスティーブが投与された、普通の人間をスーパーソルジャーに変える血清なんですが、一つ副作用があってそれは「人間の本質が強く表に出る」ということ。
『キャプテン・アメリカ』では、血清を作った博士がどの兵士に血清を打つのか、適任者を探し出すシーンがあります。
博士は体が虚弱でとてもじゃないけど兵士にはなれなさそうなスティーブを見て、彼の心にある愛国心と正義の心を見抜き、彼を対象者として選び、スーパーソルジャー計画を進めました。
そこから今までフェーズ3までで見てきたことが、スティーブという人間がどういう人間だったかということであると思うんですが…この作品を見るといかにスティーブという人間が高潔で、周りから尊敬され、愛されていたのかということが改めてわかるんですねー。
観終わってもっかいスティーブの素晴らしさ見直したくなりましたもん、見出すとまた長いMCUの旅が始まるんで尻込みしてますがw

あと個人的に「よかったねぇ」って思ったのは、ファルコン役に濱野大輝くんが起用されたこと。
濱野くんって5年くらい前からよく現場で一緒になって「間島さん、飲みに行きませんか」って声かけてくれる子で、アーツだから系列事務所ではあるんですが他事務所で仲良くしてくれる後輩くんなんですよねー。
映画の方ではファルコンは溝端淳平さんが声を担当されてるんですが、ドラマの方はスケジュールとかなんか僕らの預かり知らぬ理由があるんでしょう、キャストが変わったわけですが、知り合いがマーベルヒーローになれたというのは本当に喜ばしいことでした。仲いい人ならなおさら。


ということで本日はおうち時間満喫してるよというお話でした。
まだまだ見たい作品あるから!時間が全然足りないよ!オタクバンザイ!!w
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