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間島淳司の日常をプロデュース!!

緊急事態です。

どうもこんばんは、間島淳司です。
ツイッター…もとい、僕の”トゥイッター”をフォローしてらっしゃる方はご存知かと思いますが、最近『ガリレオ』ブームが来ております


ガリレオ。

東野圭吾さん原作の推理小説が原作の、2007年にはテレビドラマ化もされた小説。
ちょうど今の時期に最新作が劇場で公開されるということで、TVスペシャルだったりバラエティで稼働だったり、新たな展開がいろいろ動いたのが原因ではあるのですが。

もともと『ガリレオ』のTVシリーズの1期の時に、普段あまりテレビドラマを見ない僕に後輩から「たぶん間島さんはめっちゃ好きな作品」と勧められて見たのが始まりで。
流れ的に1話から見れたわけではなかったものの、湯川学という物理学者の性格、アプローチだったり、感情と物理を剥離した形で、「現象には必ず理由がある」
その理由にしか興味がない湯川のことから目が話せなくて、まんまとハマってDVD-BOXまで買ったんですが。

その最新劇場版が9年ぶりに帰ってくるということで、その前に新作のドラマがテレビで公開される…ということで、「そういや好きだったなー、BOX買ったくらいだし」と、そのBOXを見直したところからこのブームが始まったわけです。

…んでちょっとハマりすぎてTVシリーズの1期見て、2期見て、スペシャル見て、みたいな日々が続いておりましてw

なんなら調べて「え、『ガリレオφ』なんてあんの!?知らぬ!!」とか思ってたんですが、ウチにあるDVD収納棚見たら普通にDVD並んでて、なんなら未開封で「どんだけ好きなんだよ」と改めて認識したわけですがw

中でも『容疑者Xの献身』という劇場公開作がとっっっっっっっっっっっても好きでして。

ちょうど今日…日付でいうと昨日ですが。
見返したわけです、DVDを。明日(今日w)テレビでやるのにw
それを見て「ヤバい!これはみんな見て!!」という思いを抱いたので筆を取った次第です。


『ガリレオ』シリーズは、天才物理学者・湯川学が、知り合いの警察官から寄せられる”不可思議な事件の真相”を、犯人の動機などは関係なく「なぜその事象が成し得たのか」ということのみを追求し、トリックを暴いていくという…まぁ若干人を選びそうなとっつき辛い人物が主人公の物語です。
理系の人で、作中では「変人ガリレオ」と呼ばれるほど、周りからも変人扱いされている人物ではあるので、通常の人間の感情では動かない人物ではあるのですが。
結果として物理学を元に「現象には必ず理由がある」をモットーに、ありえないであろう事象を解き明かしていく物語です。
TVシリーズでは、誰かが「そんなことありえない!」と言うと「…あり得ない?」と噛み付いて、本当は興味ないのに事件の不可思議な謎を物理学的に解明して結果的に捜査に協力してしまう、というのが基本的な流れ。
だがしかしこの『容疑者Xの献身』は一味違います。

そもそも。
物語序盤で事件の全ては明らかになるのです。
隣人の元夫が突然現れて復縁を迫り、攻撃的なやり取りの末殺してしまう…と。

コレが冒頭10分くらいでわかりますw

それに気づいた隣人…天才数学者の石神哲哉が、容疑者である女性に助言をし、警察の捜査を撹乱する、という物語。
これだけ聞くと「何がおもろいねん」となるかもしれませんが、「変人ガリレオ」である湯川学が、唯一「天才といえるのは彼くらいだ」と言わしめるほどの”天才”が、今回の共犯者になるわけです。
いつもは警察の捜査協力に乗り気じゃない湯川先生が、自発的に、今回の事件…友人でもある石神の”真相”を、知りたいと思って動く、というのも、他の物語と違う点でもあります。
この、湯川学がシリーズで見せてこなかった「個人的感情」で動くという点も、この物語の特筆すべき点でもあります。

でコレは役者としての観点になるんですが。
湯川学を演じる福山雅治さん…は、先にそもそも「変人」ガリレオとして変な人…天才。常人とは違う感性を持っている人、を演じているわけですが、この劇場版のみで登場する石神を演じる堤真一さんがすごいのですよ。
湯川先生は常人には理解されないけど華がある人で、石神は鬱屈とした、いわゆる「オタク」タイプに属するような感じのキャラクター。
淡々と、理論的に。ただひたすら自分が思うことを遂行する。
仮設を立証することで次に進む物理学者とは違う、頭の中ですべてを組み立てていく数学者のスタンスを見事に表現されてるんですよね…
このお芝居を見て堤さんのこと「やだ…めっちゃ好き…」となったのを、今でも覚えています。
タイプは違うといえど、「天才」「変人」と言われる役のアプローチを、違う形で投げるのってすごいことだなーと、声だけとはいえ同じ訳者として思うのです。

でまた。この『容疑者Xの献身』のすごいところがですよ。
「献身」なんですよね。…えぇ、見てない方にはわざとわかんないように言ってますw
愛とかそういうものよりももっと先の、『献身』。
それが、この物語にはあって、天才で変わり者の、感情表現に乏しいであろうキャラクターでそれを演っていることが、「すごい!!」と思うのです。
事件のトリック自体もわかんないし「すげー!」って思うんですが、それ以上の「謎」が、見た貴方を襲うであろうことは想像に難くありません。
事実、好きだと思ってたけど内容ほぼほぼ忘れてた僕が、終盤ずっと泣きっぱだったんで。


ある意味では、湯川先生の”人間の部分”が一番見えるといっても過言ではない作品。
ちょうど今日…!21時からやるので!興味持った人は見て!めっちゃ泣くから!!


そんな思いを持ちつつ、家にあるガリレオ消化するの優先しすぎて『沈黙のパレード』まだ見に行けてないことを謝罪しますw
『真夏の方程式』見たら劇場行きますw
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