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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

実におもしろかった。

最近アツいエロ情報は海外のコスプレイヤーとかの画像集めたサイトで外人のヌード見ること・お久しぶりです間島淳司です。
しかし全部が全部そうじゃないんでしょうけど、なんで外国人コスプレイヤーはあんなすぐ脱ぎたがるんですかね?なぜせっかくの衣装を脱ぐんだ。コスプレの意味わかってるん?w

のっけから話が逸れましたが今日のお題は映画『沈黙のパレード』最高だったよ、というお話です。

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最&高。

劇場版が公開されるにあたり、久々にTVスペシャル「禁断の魔術」が公開されたドラマ『ガリレオ』シリーズ。
前作『真夏の方程式』が公開されてから5年、最初のTVシリーズが始まったのが15年前。
…福山さんも柴咲さんもどんだけ老けねぇんだよ、と思いつつ見て、熱が再燃。
TVシリーズからTVスペシャル、劇場作品まで全部観てから観に行こうと思ってたので公開から少し空いてしまいましたが、ようやっと観に行くことができました。
どの作品もそうですが、毎回毎回度肝を抜かれるような結末が待ってたので今回もそうなんだろうなーとは思っていましたが、今作は今までとはちょっと違うミステリー具合でしたねー、次から次へとコロコロ変わる真相、結局誰が犯人で動機はなんだったのかとか全部見るまでわかりませんでした、天晴。

ということでちょっとおもしろすぎた、で終わってもいいんですが、まだ観てなくて面白いんなら見に行ってもいいかなー、という人の背中を押すという名目で、極力ネタバレを避けつつ感想を書きたいと思います。
例によって微塵も内容知らないまま観たいという方、ネタバレ反対論者の方はここ以降読むのをお避けください、公開からこれだけ経ってまだ観てない人にそんな人はいないと思いますがw





ミステリー作品ということで、今回の事件のことくらいは書かないと何言ってるかわかんないと思いますんで、今回の事件のあらましをまず書きたいと思います。
事件は静岡にある蓮沼(ハスヌマ)という男の実家から2つの焼死体(完全に白骨)が発見されたことから始まります。
一つは蓮沼の母親のもの、もう一つは東京に住む女子高生・並木佐織のもの。
警察は当然蓮沼を取り調べますが、蓮沼はひたすらに沈黙を続けて取り調べに応じません。
東京にある、蓮沼の部屋からは被害者の血痕付きの作業着という物証まで出ているにも関わらず、警察は蓮沼を逮捕することができませんでした。
実は蓮沼は15年前にも別の殺人事件でも取り調べを受けており、そのときも沈黙、結局彼の罪は証明されることなく無罪になった過去があり、また今回も同じことをしようとしていたのです。
それからしばらくして、街のお祭りが開催された日。
会場から少し離れたところにある、蓮沼が現在転がり込んでいる元同僚の家で、蓮沼が死んでいるのが発見されます。
今回のメインになる事件はコレです、蓮沼殺しの犯人は誰なのか。

基本的に蓮沼がめっっっっっちゃくちゃヤなヤツなんで殺されてもザマァ見ろ的な感じではありますが、自死でなく他殺である以上は警察は真相を究明しなければならないので捜査を続けるんですが、まーホント捜査が進むにつれて容疑者コロコロ変わるし、事件の真相はものすげー予想外な結末を迎えるんでマジで観てほしい。
ミステリー作品なんでこれ以上映画のシーン説明しようとすると全部ネタバレに抵触してしまいそうなので、内容について書けないのが口惜しい…!まるで地雷原を歩いてるような気分w
過去に二度逮捕歴があるし、基本的にヤなヤツなので蓮沼を恨んでいる人は被害者家族以外にも大勢いそうなので容疑者候補はウヨウヨいて特定するのは難しいんでしょうが、まぁお話的に一番怪しいのは被害者家族ですわな。
でも当たり前ですが彼らにはアリバイがあるわけです。

一体ぜんたいどうなってんだ!?…と、ミステリー作品なら当たり前のことを言ってますがw
このお話のすごいところはタイトル通りまさに”沈黙”にあります。
先述の通り、蓮沼が取り調べで「沈黙」したことがタイトルに反映されているわけですが、それ以外にも登場人物のほとんど、ほぼすべての人間が何らかの事実をヒミツにしていることがある…つまり”沈黙”しているのです。
それがストーリーが進むにつれてどんどんとつまびらかになっていくところもある意味ではミステリー作品特有の爽快感みたいなものはありますが、それ以上に複雑な心境になるんですよねー、犯人がどんな思いで蓮沼を殺害したのかを考えると。
蓮沼殺しの真相は結末までにもちろん描かれるんですがもう一つ、並木佐織事件の真相も同時に暴かれていきます。
でもそちらの結末もまた非常に胸の苦しくなるような…運だったりいろんなものが幾重にも重なった末の事件だったことがわかるんですよねー。
シンプルに「蓮沼が殺した」だけじゃない結末が。
むしろコッチの方が蓮沼殺害事件よりも後味が悪いかもしれません。
ホンマよぅこんな物語考えられるわ…ミステリー作家すげぇ。

と沈黙のパレードの感想はこんなもんにして…というかこんなもんにしとかないとネタバレになるのでw
こっからは沈黙のパレードも含めた、ガリレオという作品で思ったことをつらつらと。

『容疑者Xの献身』も『真夏の方程式』もそうでしたが、劇場版作品ってガリレオの名物みたいなあの、BGMかかって湯川先生が謎の数式書いていく”おなじみの”やつ、一回もやってないんですよね。
おそらく意図的にそうしてるんでしょうけど、それでもおもしろいし観たい!と思えるからすごいなーと。
あと劇場作品すべてにいえるんですが、どの事件も全部湯川先生から事件に首突っ込むパターンなんですよね、TVシリーズだと内海だの岸谷だのが泣きついてきて「あり得ない」っつー言葉に反応して事件に関わってくパターンだったのに。
まぁ『容疑者Xの献身』は大学時代の親友が、『真夏の方程式』では自身が泊まった民宿?ホテル?で事件起きたし、事件の真相にそこで知り合った、初めて蕁麻疹が出ない子どもが事件に関わってそうだから、今回も研究でいつもと違う場所で仕事しててよく行く定食屋の人々が事件に関わるからという理由があるからそうなんでしょうが。
今作でも内海に言われてますけど、TVシリーズでは基本的に血も涙もない人、みたいな印象を受ける湯川先生ですけど、こう考えると意外と周りの人のこと考えて、助けてあげる優しい人なんですよねー。
だからあんな無愛想で変人なのに魅力的なんだろうなーと。
もちろん福山さんの容姿だったりお芝居だったりの魅力も多分にあるでしょうけど。

あとTV1期では品川さんが、2期ではハライチ澤部さんが、今作ではずんの飯尾さんが出演してて、ガリレオでは必ずお笑い芸人を入れなきゃいけないルールでもあんのか、とか思うんですがw
でもみなさん良い芝居なさるんですよねー、今作なんか被害者並木佐織の父親役ですからね、ガッツリ福山さんともお芝居してるし。
あんなプロの中に放り込まれたら正気じゃいられないと思うんですけどね、自分のフィールドじゃないし、持ち味活かそうとしたらストーリーぶっ壊しちゃうし。
芸人さんってホント度胸あるなーと思いますねぇ。


とまぁ話が映画からずいぶんと遠いところに着地してしまいましたが、映画『沈黙のパレード』、”実に面白い”ので観てないよという方は是非御覧ください。
…意外とミステリー好きなのかも知んないな、自分w
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