風を感じる2010-03-24 Wed 00:28
手打ちうどんってあるじゃないですか。
職人さんが手で打って作ったうどん。 それが手打ちうどん。 …まぁ作り方知ってさえいれば、別に職人さんじゃなくても手打ちうどんは作れますがw ともかく読んでそのまま「人力で打ったうどん」が、手打ちうどんなわけです。 『手打ち』という言い方があるわけですから当然違う打ち方も存在するわけで。 市販されているうどんのすべてをいちいち手打ちで、なんてやってたらキリがありません。 人件費もバカにならないだろうし。 そういう時に登場するのはもちろん『機械』。 いわゆる製麺機、と呼ばれる機械によって作り出されているうどん。 それが機械打ちうどん。 機械打ちというとあまり耳馴染みはありませんが、時折「手打ち風」なんて表現で機械が打ったうどんが市販されている場合がありますね。 他にも打ち方には『手延べ』とかもあったりするんですが、今回はこの二つをピックアップします。 さて、手打ちと機械打ちの違い、といえば、もちろん読んでも判る通り「誰が打ってるか」ですね。 手打ちと機械打ち、という表現で比べるとたしかになんの疑問も感じませんが、これを『手打ちと手打ち風』で比べた時! ここで…一つの『疑問』が出て来ました。 ズバリ!手打ちと手打ち風の境界線ってどこ!?ということです!! 「だから…機械で打ったら機械打ちだって自分で言ってたじゃん……」 と思ったそこの貴方!!おっしゃる通り!w でもね…そこで留まらないのが『マジP!』なのですよ!! というわけでここからは、少し現実世界を離れた例えをしていきますw 『機械で打ったら機械打ち』。 確かにその通り。 じゃあ…ロボ○ップが打ったらどうなるんだ?とw ロボ○ップ。 彼はもともとは人間です。 殉職し死亡診断がくだされた警官の、まだ死していない生体部分を用いて彼をロボットとして蘇らせた存在。 それがロボ○ップ。 つまり彼はロボットであると同時に元々は人だったわけです。 どこのパーツに生体部分を用いているのかはわかりませんが、彼の中にはロボではない部分もあるわけで。 そんな彼がもしうどんを打ったら……それは機械打ちなのか?手打ちなのか? 一部でリサーチを取ったらこれは『機械打ち』だという意見が多かったです。 なんだろう…見た目?w それとも全体に占める機械の割合でしょうか? さて、では次の例題。 前回の例では『機械のパーセンテージ』的な疑問が残ったので、今度はそこを掘り下げてみましょう。 ロボ○ップは『機械に生体部分を用いた』存在。 じゃあ逆に、『人間に機械が着いてる』場合はどうなるの?ということで、 エド○ード・エルリックがうどんを打ったら、手打ち?機械打ち? エド○ード・エルリック。略してエド。 彼は右腕と左足が機械(オートメイル)です。 手打ちの作り方には手で打つ他に、足で踏む行程もあったりしますが、 手で打つ→片手が機械 足で踏む→片足が機械 なわけです。 『生身で打つ』ことが手打ちの条件だとすれば、これは手打ちにはならなくなります。 が、これもリサーチを取ったところ今度は「コレは手打ち」という意見が多数。 個人的にもこれは手打ちなような気がします。 機械着いてるだけでエドはあくまで人間だし。 でハガレンついでに『じゃあアルが打ったらどうなるの?』なんて質問もぶつけてみたんですが、これもやっぱり「手打ち」だという意見が多数に。 アルはエドと違って全身機械…というか中身のない『鎧』。 鎧に魂を定着させた存在ですが、「彼には魂があるから手打ち!」という主張が多数を占め、アルが打っても手打ちだという結論に。 たしかにアルも、現在の姿は鎧ですがもともとは人間。 機械的にその意識を再現したものではないのですからそういう意見もまた然り。 ふむ…奥深い…じゃあ次の質問w 先ほどの例では『魂』について触れました。 アルの例で「生身じゃなくても心が人間なら手打ち」ということなので……今度はこれ!! 『ドラ○もんが打ったら、手打ち?機械打ち?』 ドラ○もん。 皆さんご存知の国民的アニメの彼です。 彼は『猫型ロボット』なので、二足歩行をし人の言葉を喋り、どら焼きも食べたりしますが「人間でなく猫」だし「人間でなくロボット」なわけです。 初っ端でお話しした定義「人力で打った」と照らし合わせて考え…ようとしても、猫だったりロボットだったり、『人』って要素が出て来ない、そんな存在のドラ○もん。 でも…彼ってすごく人間的じゃないですか? の○太くんが困ってれば「しょうがないなぁ」といって助けてあげたりとか。 100%機械で出来た存在ではありますが、彼の心(AIとか言うんですかね、彼の場合でも)は人間のそれと大した違いはありません。 下手したら人間よりも人間的かもしれないくらい、ドラ○もんの心は人間。 さぁ…そんな「人の心を持った100%ロボット」のドラ○もん。 彼がうどんを打つ事になったら……それは手打ちか!?手打ちじゃないのか!? という質問を同様にリサーチしたら 「そもそも手がグーだから打てないんじゃね?」 という答えがw えー……っと………グーでも打てるってことで考えてw そうして改めて質問してみた結果、この場合は「手打ち」だという答えが多数に。 こうしてリサーチの結果、うどんの手打ち、機械打ちを決めるのは機械部品の割合ではなく、心の問題なんだということがわかりました。 料理は愛情。 手打ちうどんは心。 みなさんもうどんを打つときは心を、愛情を込めて打ってください。 もし心が入って無かったら…貴方が打ったうどんは『手打ち風』って言われちゃうかもしれませんよ?w スポンサーサイト
考察
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