環境がもたらす変化2010-06-30 Wed 00:30
深海魚っているじゃないですか。
光の届かない深い闇の水底で独自の進化を遂げた生物たち。 『魚』であることに違いはないですし、浅い海に棲んでいる魚たちも種類によって形状・生体もバラバラ。 そう考えればさして大きな差ではないような気もしますが……でもやっぱり深海魚って特別な感じがするじゃないですか。 あの異形なフォルムとか。 わからないことの多い、未知なる部分とか。 そもそもの見た目がかろうじて「……魚?」くらいのかたちをしてるってのもありますけど、深海魚って魚っつーか『深海魚』ってジャンルな気がしてしまいます。 じゃあその違いは、なにが生み出しているのか。 深海魚と普通の魚とで一番違う部分といえば、やはり『棲んでいる環境』でしょう。 深い海の底にはほとんど光は届かず、体にかかる水圧も大きく違います。 そこで『生きていく』ということは、それに『適応する』ということ。 役に立たない器官は退化し、必要になる器官が進化する、という変化を繰り返したカタチが、今のあの姿なのでしょう。 そんなことを考えていたら、『じゃあ他の動物はそういう変化とかしねーの?』とか思ってしまいました。 や、もちろん変化してるのはわかりますけどね。 進化の過程、みたいな、類人猿みたいなのから現代人までを並べて描いてある絵とか、よく教科書とかに載ってるじゃないですか? アレを見れば一目瞭然、人間だって変化(進化)してるってのはわかります。 そこまで遠いところまで遡らなくても、硬い食べ物を食べなくなって歯が弱くなり、顎の大きさが小さくなってる、なんて話を聞くこともありますよね。 昔に比べて食べ物を普通に得ることが出来る時代になって、栄養状態がよくなったことで背が伸びたり身体が大きくなったり、みたいな変化も起きているとかいないとか。 感覚的な変化はともかくとして、1年2年では身体的な変化はなかなかわからないでしょうが、世代をまたぐと少しずつでも動物が『変化』しているのがわかります。 じゃあその『変化』……実験で調べちゃいましょう!ってなことをやっていた大学があるそうです。 京都大学の理学研究科では、ショウジョウバエを50年間何世代にも渡って飼育しています。 しかもただ飼育するわけではなく、ある条件をつけて。 それは…『暗闇の中で飼育し続ける』こと。 もともとは「暗闇という環境が行動にどのような変化をもたらすのか」というのを調べるために始めたようですが、50年も飼育してたら身体的な変化も現れてきたそうで。 体を覆う感覚毛が長くなったり、嗅覚を感じる感覚器なんかも変化が起きたんだとか。 状態として「暗闇に閉じ込められた」から「暗闇で生きる」という状態に、つまり深海魚と同じような状態になったわけですねー。 そしてそれに適応しようと身体に変化が起き始めたと。 すげー。 ではここで、これを人間に置き換えて考えてみたいと思います。 何世代も先の話になるとどうしようもないですが、肉体まで変化しなくてもいいのでちょっとだけ変化するとして。 変化に必要なものは『環境』。 つまり『自分がいる状態』です。 今とは違う状態にずっと身を起き続けて、それが「当たり前」になってしまえば、なにかしら変化が起こると思うのです。 左利きの人が右も使えるように直す、なんてことありますよね。 僕ももともと左利きで、右手も使えるようにするために書道教室なんかに通わされたりしました。 結果として僕は、鉛筆と箸は右手で使うようになりました。 スポーツなんかは左のままですが。 この場合は意図的に状態を変えて、身体を適応させたパターンだといえると思います。 意図的にやろうとしても変化が起きるということは、意図しないところでも変化してしまう可能性がある、ということです。 恒常的にそうである、ということが次第に当たり前になって、最終的には、普通は必要だと感じるものでも『なくても困らなくなってしまう』ということが起こりうるわけです。 この考えに至り、僕は大変なことに気がついてしまいました……… やばいよ……俺……早く彼女作らないとw いないことが当たり前になって、一人で生きて行けてしまうようになる前に!!w 僕もそうですが川原さんとかもかなりやばい気がしますw やべーよマジで!一人はヤダよ!彼女欲しいよ!! おっぱいとか画像でしか見れなくなるのとかヤだ!w! ちなみに現状では、おもしろい仲間がたくさんいて独り身でも楽しいので、生きる上ではまったく不自由がありませんw まずい……楽しいことにこんなデメリットがあったんなんてw 誰だ、『彼女とかもう手遅れだろ』とか言ってるヤツはw 僕は適応しないぞ!!w しまった、明日時間無さそうだから先に書いたブログが一緒くたに上がってしまったw 日に2件は多いw スポンサーサイト
考察
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