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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

時の河を越えて

誰もいない大陸目指…してるかどうかは知りませんが、なんかすごい研究してたとこがあるみたいですね。

例によってネットでだらだら遊んでると、マサチューセッツ工科大学のとある研究チームが、『タイムトラベル』に関するある現象を回避する方法を発見したんだとか。

詳しくはやたら難しいんでよくわかんないですが、僕が読んだ感じで解釈してかいつまむと、タイムトラベルするときによくアニメとか物語で問題になる現象で、『タイムパラドックス』ってあるじゃないですか。
「過去に深く干渉するな!歴史が変わるぞ!」みたいなアレです。

今回の研究結果で、『タイムパラドックスになりそうなことは、そもそも除外され、回避される』みたいなことがわかったらしいです。
さらにそれと同時に『回避する代わりに、「起こり得なくはないが、通常は起こらないような出来事」の発生率を高める』んだとかなんとか。

わかりにくいですよねw
研究チームの方が一例を挙げてわかりやすく説明してくれているので引用しますと



『後にタイムトラベラーが祖父を殺害するのに用いられることになる弾丸が製造される際、 異常な高確率で欠陥のある弾丸が作られる、といったようなことが起こる。
 そうでなければ銃が不発に終わるか、 あるいは「ちょっとした量子的ゆらぎによって、弾丸が直前でそれる」ことになるはずである』




ですって。

……もう……すごいとしか言いようがw
そもそもどうやって調べたんだ…タイムトラベルなんてまだ出来ないっつーのにw
発見した道筋や理由なんかは載ってなかったし、載ってたとしても難しすぎてよくわからんのでしょうが、こういうのって夢があっていいですよね。
科学に夢が乗るってのは、実はすごく素晴らしいことだと個人的には思っています。
未知への憧れを、科学という力を使って現実に引き寄せるというか。


つまり、この説が世間に浸透すれば、物語とかでよくある、上で挙げたような”タイムトラベルあるある”が変化する、ということになるわけです。
タイムパラドックスが起きそうなことが、そもそも除外され回避されてしまうということはですよ?
悪者が歴史を変えようと頑張るとするじゃないですか。
だとしても主人公たちが特になにもしなくても勝手に歴史は元に戻る力を行使する、ということで。
よくある『時空管理なんたら』みたいなのは存在する必要性があまりない、ということになってしまうわけです。
もちろん実際そういうのが当たり前な時代になったら、今度は『普通では起こりえないパラドックスを引き起こす技術』みたいなのが開発されたりとかして、やっぱり時空管理なんたら要るじゃん、とかなるんでしょうが、そんな先のことは知りませんw


でも実際そうだとしたら、もし未来にタイムトラベルが出来るようになったとき、パラドックスを恐れずに行動できるわけじゃないですか。
それって過去を知る『歴史学』上ではとてつもなく有益なことなんじゃないかと思います。
現在には存在せず知ることが出来なかったものを、実際に過去に飛んで見てくることが容易にできるわけで。
パラドックスの危険性が低いならそこまでリスクを負わず、考えずに行動できるわけですからねぇ。

逆にこの『多少のことでは歴史は変わらない』ということを利用した物語とか、これから先に出来てきてもおもしろいんじゃないかなーとも思いますし。
新しい考え方は僕たちに新しいドキドキを与えてくれる気がします。




でも…てことはですよ、「過去に戻ってやり直したい気分だ」なんて言い回しも使えなくなるわけで……
だって過去に戻っても、歴史は変わらない訳でしょ?
一度構築された過去が頑強で変化が起きないんだとしたら、過去を悔やむときの取り返しのつかなさ加減がハンパなく感じそうな気がしますねw

「過去に戻ってやり直したい気分だ」
「なにいってんだ……?戻ったって歴史は変わらない。お前は同じことを繰り返すだけだ」
「!!」
「馬鹿げたこと言ってないで……今を精一杯生きろ」


みたいなw
あれ?なんかステキな話の予感w


後悔なんてしたくはないと思いますが、それよりも未来につながる”今”を、後悔のないように生きろ、というメッセージだとも取れますよね、これ。

振り返るのは、前に進むエネルギーを得るためにしたいものです。
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