視覚効果2010-10-12 Tue 00:22
人間の目ってのはすごいもんで。
情報処理の仕方、取扱い方が違うので一概には比較できませんが、なんでもカメラの画素数に換算するとだいたい600~700万画素くらいの能力なんだとか。 昨今ではもっとすごい、ン千万画素のデジカメとか出てるので「へ~」くらいにしか感じませんが、暗闇にも瞬時に対応する能力とか動体視力とか、いちいちモードの切り替えを行わなくてもスムーズに捉えられる柔軟性とか、カメラでは追いつけないであろう機能も満載。 我が身についてるものながらすごいなー、なんて思います。 そして目から入ってきた情報を処理する脳ね。 こいつもすごい。 聞いた話によれば、目から入ってきた情報…これ一旦全部覚えてるんですってね。 街ですれ違った綺麗なおねーさんもパイスラおねーさんもニーソ萌え萌えおねーさんもきったねーオッサンも、それどころか落ちてたゴミとか景色とか一切合切、目に入ってきた情報は必要不要に関わらずすべて、パソコンでいうと『メモリ』の方に蓄えるんだとか。 そしてそれを、パソコンでいうところの『ハードディスク』に移すときに、不要な情報を切り捨てていくんですって。 たしかに…全部覚えてたらパンクしちゃいそうですもんねぇ…脳がパンクして爆発するとは思いませんけどw 夢なんかでまったく知らない人が出てきたりするのは、このメモリに残ってる情報から無意識に出てきてるんだとか。 つまり『記憶にないけど一回見た』人が出てきてるわけですね。 すげー。 そしてずいぶん前にうちのブログでもネタにした、グラビア写真の水着の部分を隠すと裸に見えるってアレも、隠されて見えない部分を脳が勝手に補完しようとすることで、あたかも裸であるように見える…というものですし。 ある意味都合のイイように勝手に脳が動いてくれてる部分がある、ってことですね。 んで、こんだけ話しといて今日は街で見かけた看板の話なんですがw 歩いてたらこんなん見つけたんですよ。 ![]() これ、『未来』って書いてあるように見えません? でもパッと見棒と棒が変に組み合わさってるだけで、『未来』という字の正しいカタチには程遠いと思うのですよ。 きちんと書かなくても、棒と棒を組み合わせたカタチがそのように見えれば、脳が勝手に一番近いカタチに補完して見せてくれてるんでしょうが、これってなにげにすごいことだなー、と。 新しいフォントとか字体とか、こういう『脳の補完』が引き起こすところからおもしろかったり美しかったりカッコよかったりするものが生まれるのかなー、なんて思いました。 多少のムチャは、誰も手伝ってくれなくても脳が手伝ってくれるから押し通せ、ってことですね、わかりましたw スポンサーサイト
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