ダメ絶対音感2009-04-03 Fri 15:07
一頃、『絶対音感』なる言葉がブームのように使われた時期がありました。
なんでもどんな音でもきっちりと、音階でいうとどの音なのかがわかるんだとか。 もちろんそんなゴイスーなもの僕は持ち合わせていませんが、そこから派生(?)した『ダメ絶対音感』は持っていると自負しています。 『ダメ絶対音感』とはなんなのか。 僕等の職業って、キャラクターによって声とか芝居とか変えますよね? 人によってキャラづくりの仕方は違うので一概にそうだとは言い切れませんけど、ほとんどの役者さんはキャラクターの性格や見た目に合わせて芝居や声を変えます。 中には地声とものすごーく変えて演じられる方がいらっしゃいまして、新しい番組、新しいキャラが出て来るたびに「このキャラ誰が演じてるんだ…?」などと思うことも多いと思います。 これって声だけで演じている声優を好きな人たちならではの楽しみ方だと思うんですが、ダメ絶対音感とはつまり、この「聞き分け」がはっきりと認識出来る状態のことを言います。 あ、「言います」つっても僕の周りでの話です、念のためw 中学・高校時代は家にPCもなかったので、『わからなかったら即調べる』というのはアニメ誌などに頼るしか無く、テレビのある居間にそんな雑誌ドカ積みしてたら親にド叱られた上、処分されてしまうのが目に見えていたのですぐには調べられない状態だったわけです。 そんな中で、この『ダメ絶対音感』が非常に役に立つわけです。 なにせ調べなくても声聞けば誰かわかるんですからw 僕のある種の全盛期でもあった中学・高校時代にはかなりダメ絶対音感も発達(?)していて、すごいときは新キャラが第一声で「ふっ…」とか鼻で笑っただけで『あぁ、○○さんか』とかわかってたもんですw 他にも利点があったりして、一度覚えてしまえば過去を遡ってもわかるので、まだダメ絶対音感がどうのとかいう以前、何も考えずにアニメを見てた頃の作品のキャラクターを思い出しても、『あぁ、あのキャラって○○さんだったんだそーいや』といった具合に思い出せたりもするわけです。 さて。話は現在に戻り。 何故今そんな話をしたのか、ということですが、ズバリ昨日見てた番組の影響ですw 夜にやってた、バラエティ歴史を振り返るクイズ番組みたいなので、『A~Dの4人の武田鉄矢さんのうち、ホリが演じているのはどれでしょう?』というクイズが出たわけです。 ちょうどお笑いの中でもモノマネのジャンルの特集みたいなとこで、画面には武田鉄矢さんの写真が出た状態のまま、モノマネ芸人たちが武田鉄矢さんのモノマネを声だけ聞かせて当ててもらう、といった状況。 これが…聞いた瞬間にわかるんですなw モノマネといっても所詮は声。 バラエティ好きで僕に声を覚えられてしまったモノマネ芸人は、何をやったところで誰かすぐにわかるわけですw ちなみに答えは A.コージー冨田 B.三又又三 C.ホリ D.松村邦洋 でCだったわけですが、全部誰がやってるのかまでわかりましたw 昔取った杵柄、とでも言いましょうか、まだまだ自分の耳も衰えてないな、と実感する出来事でした。 スポンサーサイト
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