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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

揺れる大地

現在家で一息ついてるところです。
おはようございます間島淳司です。

昼過ぎ、15時前に起きた地震。
東北・太平洋沖地震と名付けられたこの大災害…みなさん大丈夫だったでしょうか?大丈夫でしょうか?
都内は今でも大混乱です…恐ろしいことです。
東京が如何に自然災害に弱いかということが露呈した…というかここまでの規模になると人間の力では為す術がないんだ、ということを痛感させられます。

名前からわかるとおりかなりの広範囲で大災害が起こってますが、皆さんの身近な方は大丈夫でしたでしょうか?
今のところ僕の周りではなにか大きな事故に巻き込まれた、という情報は入ってきていないのでとりあえず安心しているところですが…まだ災害は続いてるわけで、油断は出来ません。



とりあえずこの状況下で僕に出来ることを考えましたが、特になにかが出来る、ということもないので、この災害が発生してから、僕が何をしていたのか…いつものように書いてみたいと思います。
不謹慎と思われるかもしれませんが『平常心を保つ』という意味だと解釈してください。




3月11日。
夕方から仕事だったので少し早めに出かけてごはんを食べようと支度。
家を出る直前にかかってきた事務所からの電話に「タイミング!!」と若干イラっとしつつ靴を履きますw
そして…靴を履いている最中に、大きな揺れ。

がこのときは「お?揺れてる?」から「あれ…なんかデカいぞ?」くらいの印象しかなく、そんなことより仕事に行かねばという意識が勝っていたようでそのまま外出w
外に出てみると近くの民家から子供を抱きかかえたお母さんやお父さんの姿。
不安そうに揺れる電線を見上げています。

この段階でようやく「あれ?なんかヤバい?」と思い始めましたが、やっぱり仕事があることに変わりはないので意に介せず駅へw

駅に着いてみると安全確認が出来るまで全線運休というアナウンス。
動じてはいませんでしたがさすがにアレだけ揺れたらそうなるだろうと、ある意味予想の範疇だったので、すぐ復旧することを願って駅前で食事w

…どんだけ落ち着いてんだ僕はw

結局食事を終えても電車は復旧せず、ひと駅歩いて様子を見ることに。
そして駅に着いてみて、ここでいよいよやべぇなということに気が付きます。
デカい交差点に溢れる人、人、人……電車が動き出すのを待っている人もいれば、諦めてタクシーを拾おうとしている人。
皆同じなのは手に携帯を持っていること。
会社や知人、友人に連絡を取ろうとしていたんでしょうね、僕も同じように事務所に連絡を入れようとしましたが全くつながりませんでした。

駅で改めて状況を確認してみると、『復旧にはそうとうな時間が必要』ということだったので次の対策を講じることにして移動開始。
とりあえずタクシーで移動しようかと思いましたが、みんな考えることは同じだったようで来るタクシーすべてがすでに乗られていて捕まらない状態…

ここで、いよいよヤバイと思い始めます…遅刻する、とw

この段階でもまだ、災害よりも仕事のことの方に頭が行ってました…どうなってんだ自分w

このままではラチがあかないので家に戻りつつタクシーが捕まればそれで移動、無理なら自転車で現場に行くことも辞さない決意を固めます。
時間はすでに仕事開始の5分前とかになってたので事務所、マネージャーに電話をし続けながらでしたが、結局連絡は取れず。
代わりに現場が一緒の役者の一人から
『大丈夫?現場行けてる?今タクシーで向かってます』
というメールが。

なん…だと……?
タクシーで向かってるヤツがいたら収録する可能性が出てくるじゃないか…尚更行かねばw

結局タクシーは捕まらず、諦めて家で自転車を回収。
一度鍵を取りに部屋に戻ったときに本棚前の惨状が目に止まりましたが見なかったことにしました(涙)


というわけで自転車で仕事に向かい、1時間弱かけて現場に着いてはみましたが…もちろん人数揃ってないわけです。
当たり前ですよね、移動手段ないんだからw
それでもなんとなく人数が揃ってきた、ということで…まさかの収録開始w
まぁせっかく時間かけて必死こいて現場に行ったんだからやってくれた方がいいですが……人間ってたくましいですねw
収録の合間はもちろんテレビの災害情報にみんな釘付けでしたが。

というわけでこの災害の中、普通に仕事をして帰ってきた次第です。



にしても改めて移動の道中振り返ってみるとすごかったですね…
特に駅の近く、大きい交差点、バス停、タクシー乗り場。
電車が止まってしまって移動手段が皆無に等しくなってしまったので、移動したい人たちがすべて地上に集まり車での移動に切り替えようとした結果、地上が大混雑。
そして大きい通りに来ると道路も大混雑で車が動かない状態。
自転車での移動だったので気をつけながら動いてましたが、建物の倒壊とかはあまり見られずパニックにはなってなかったのが救いでした。
まさか帰りになっても状況があまり変わっていないとは思ってなかったんで驚きましたが、その様子を見て改めて今回の地震の規模がどれだけのものだったのかを物語るかのようで背筋が凍るような思いでした。


現状だいぶ交通機関も復旧してきているようですが、それでも家には帰れない方もたくさんいると思います。
無理して移動しようとしてしまう方がかえって危ない場合もありますんで、近くの知人の家や仕事場など、頼れる場所を探してください。
こういうとき一番怖いのはたぶん『一人になること』だと思います。
明日になればもう少し事態は好転してる…と信じて、今日は家族、友達、頼れる誰かと共に過ごしましょう。


無理はしないで、いのちをだいじに。
一刻も早く事態が収束することを祈ります。
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