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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

レッツゴー!

時代が求めるとき……ヒーローは現れる……!!


でお馴染み仮面ライダーの劇場版
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
見てまいりましたよ!!

1971年4月3日が初代『仮面ライダー』の初回の放送日。
今から40年も前の出来事…なんと僕より先輩です。すげーw
それから40年。
放送はついにシリーズ通算1000回を突破。
1年間毎週放送して52回ですから、1000回やろうと思ったら単純計算でも19年ちょい…だいたい20年必要なわけで。
ライダーの場合いわゆる『昭和ライダー』と『平成ライダー』の間に若干の空白があるのでその倍近くかかってますけど…考えてみたら逆にすごいと思いません?
だって一回シリーズが止まったってことでしょ?
そこからまた時を経て『作ろう』と思うこともすごいですし、それが今も人気でずーっと続くってのも驚異的な話。
それだけ時代が求めていたということなんでしょう……さすがライダー。

まぁそんなメモリアルイヤーなので映画も超絶メモリアル。
タイトル通り『オールライダー』出てきちゃうってんだから観に行かないわけにはいかない!!
てか早く!早く見せてぇぇぇぇぇぇ!!!w

ということでいつもなら一人ででも勇んで向かうところですが、今回は二人で観に行きました。
理由は…「別々に見ても間違いなく、すぐに語りたくなってどうせ呼び出すから」
そうなんだよね…過去の通常のライダー映画でもそうなるんだからこんなメモリアルな作品なんか観たらもう……二人の心はマックスハート、ときめきメモリアルですよこれw

いつもなら前の方に陣取るんですが今回はあえて少し下げ目、普通の人が見やすいと言いそうな席に。

11040901.jpg
F席だから……6列目?

まぁ…結論からいえばすごく観やすかったですw
やっぱ僕も人の子ですね…前目が好きって強がってたのかしらw
あ、隣で完全に体見切れて写ってるのが今回の連れですw
さぁ…誰かな?誰~か~な~???w


んだばここらで感想。
例によってネタバレを含む可能性もあるので、まったく情報を入れずに楽しみたいという方は以下は読まないことをオススメします。
読みたいなら早く観に行ってw

念の為に追記で記載しますねー






やはりこういう『歴史をつなぐ』物語のときに便利…もとい、大活躍するのは電王なんですねw
そらそうだ、時の列車・デンライナーなんてモノがあるんだから。

もちろん冒頭は現在放送中のオーズから。
そこにヤミーじゃないモンスター・イマジンが現れ、デンライナー、電王ストライクフォームと物語の序章が……


ざっくりとどういう展開なのかだけいうと、よくあるタイムトラベルものの基本です。
『過去に干渉しちゃいけない』
『干渉すると歴史が変わる』

もちろん干渉しちゃうパターンですねw

もともとあった電王のタイムトラベルという設定、歴史と共に刻まれたライダーの歴史、それらすべてがあるほんの小さな『歴史への干渉』によって覆ってしまう……
見てた僕でも久々に見て忘れてた『なんで良太郎とか幸太郎は干渉しても平気やねん』て疑問も途中でサラッと説明してくれたりして抜け目がない感じ。
電王がよくわからない人でも安心設計。

もちろん子供たちに見せるヒーローものですから、最終的にはヒーローたちの手によって世界は救われるんですが……なんつーかこうすごくよく出来た話だった気がします。
細かいネタとかはともかく普通に見てたら気にせず最後まで見れちゃう感じ。
正直…けっこうこのテの作品って力技なところあるじゃないですかw
それも好きで見てるんでそれでもかまわないんですけど、今回はそういった印象はほとんどありませんでした。

『仮面ライダーは名前だけ知ってるし興味もあるんだけど、歴史が深すぎてイマイチ踏み込む勇気がない』

という方がもしいらっしゃったら、あえてこの作品から見るってのもすごく良いアイデアな気がします。


あと観る前に危惧していたことが一つ。
ストーリー的にオーズが置いてけぼりくらうんじゃないかとw
だって…ねぇ?ここで突然『電王』ですよ…?
去年やってて好評だった『ダブル』とかではなく電王……
時代が飛べるからストーリー的に動かしやすいであろうことはわかってましたけど、長いシリーズをこなしてますます個性的になってる電王のキャラクターたちに、まだ歴史の浅い『オーズ』チームが勝てるのか…ともすればオーズまる無視で話が進行しちゃうんじゃないか…なんて危惧w
1号と2号とかは歴史の始祖ですからスポット当たるでしょうし、他にもオールライダー出そうと思ったら尺的にもキツそうだし、ちゃんと今のライダーとして主人公出来るのかしら???と。

そんな不安を抱えながら見てたんですが、まったくの杞憂でしたねw
オーズは…いやさ映司は良い。
今回劇中で彼が言う言葉がある種のキーワードになってる部分もあった気がします。
きちんと彼が中心で物語が進行したような…そう、タイトル通り『オーズ』が先頭に来るストーリー展開でした。
ナイス…とてもナイス。
やっぱ主人公は主人公してないとね♪


そう、主人公といえば出てくるライダーみーんな主人公張ったキャラクターたちなんですがw
昭和…とりわけ今回ピックアップされてる1号・2号を見てると、すごく昭和ライダーたちは男臭いヒーローだったんだなとw
アクションなんかもおそらく当時のものを再現してくれてると思うんですけど、今回1号、2号、そしてV3の声は当時演じてらっしゃったご本人・藤岡弘、さんらが演じています。
それもあってなんでしょうが、昭和チームとにかく熱い。
なにってまず昭和ライダーたちって基本武器持たないじゃないですかw
ライダーパンチにライダーキック。
拳と蹴りに、魂を込め敵を、悪を打ち砕く。
武器らしい武器で戦うのってライダーマンとX、あとブラックくらいじゃないですか?

それに対して現代の平成ライダーたちはそのほとんどが手に武器を持っているのが定番。
電王もデンガッシャーとかいろいろ持ってるしオーズだってメダジャリバー、他にも挙げればきりがないくらいの武器たち。
たしかに武器があるとかっこいいしおもちゃ的にもアイテム増えて嬉しいんですが、その分とてもスタイリッシュな戦い方になります。
昭和の、あの魂をぶつけるような熱量は感じにくくなっちゃうんですねー。
このへんたぶん大野剣友会とかJACとかJAEとかその辺りのアクターさんたちの話になっちゃうんで今回は省きますがw
恐らくその『武器ではなく徒手空拳で戦う』というところに漢の熱意を見た気がします。


他にも様々な小ネタが仕込まれていたり、ダブルの二人が友情出演で出ていたり、ずっと見守って来た人にはたまらないシーンが満載。
そういうところとあとストーリーの見ていて分かりやすい、それでいてとてつもなく熱いメッセージに、何度も泣きそうになるのを堪えながら見てました。

その後案の定語りたくてたまらなくなってしまった漢たちの会話もあるんですが……長くなったのでこのあたりでw
軽いキーワードは名称未設定ココア資金とともに書いてありますよw

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