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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

弁護士キヨヒロ

弁護士事務所、『二階堂公彦事務所』…

事務所の引越し作業でバタバタする人々。事務所のボス的弁護士、フリーの弁護士、新米弁護士、司法修習生、秘書、事務のバイト。
ビルの清掃員の人も手伝っての引越し作業の最中、一冊の古いファイルが見つかる。

『1973年 熱海殺人事件』

手続きの手違いで空いてしまった引越し業者が来るまでの時間を、一同は『模擬裁判』で潰すことを思いつく。
扱う事件は、熱海殺人事件。
38年の時を経て再び陽の目をみたこの事件の、真実とは……?





…なんつってw
7月28日から31日までで公演していた、劇団東京都鈴木区さんの舞台『弁護士バイロン』のあらすじ…というにも荒い、ホントの『あらすじ』なんですがw
こちらを観に行かせていただきましたよ~。
理由はふたつ。
ひとつは『主宰が知り合いだから』
主宰は数日前のパロ・スペシャルの写真撮ったときの舞台に一緒に出てた、鈴木智晴くん。
その時の舞台でも彼はコメディの才能を遺憾なく発揮してくれたんですが、そんな彼の劇団が、『東京都鈴木区』。
昨年末に観に行った、キヨが出ていた舞台も同じ東京都鈴木区さんの舞台でした。

そしてもう一つの理由……それは………

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こいつが出てたからですw


今回の舞台は冒頭でもご説明した通り、弁護士事務所で起こるお話。
移転する前の最後の思い出に、事務所で模擬裁判をやっちゃおう、というお話です。
司法修習生が弁護士役になりある種の卒業試験のようなテイストを出しながらも、他の人達も楽しみながらそれをサポート。
過去の判決とは関係なく、同じ資料でどういう弁護をしていくかを試す、まぁ…すげー高度な裁判ごっこってとこですか。
そこで扱われた過去の事例…熱海殺人事件が、弁護士たちの過去とリンクしたりする瞬間があったりして。
模擬裁判もその『つながる過去』のせいなのかおかげなのか、本気でヒートアップする一同。
実際の裁判は見たことありませんが、ゲーム『逆転裁判』を彷彿とさせるような熱い法廷バトルのノリがあって、見ていて引き込まれるような舞台でした。

そんな中でキヨのやっていた役どころは……新米弁護士のオコメダくん。
役どころは弁護士でもやってることはだいたいいつものキヨでしたw
マジで…どこまでがもともと台本にあったシーンで、どこからがキヨがやって変えたシーンなのかわからないくらいほぼキヨw
舞台上で素のままで十分おもしろいって……ホントに現実に生きる人間なのかとw
見に来てたみんながキヨに言ってた感想のほとんどが
「おもしろかった!」
「普段そのままじゃねーか」
「お前はなんなんだ」

でしたw
特に最後wでも実際見たらきっとそう思う…それがキヨヒロクオリティw

見に行く前にキヨから
『僕は上手~舞台中央付近でよく演技をします』という情報をいただきまして。
もちろんこの前フリに応えるように僕は上手一番端の席に腰掛けました。
客席と舞台は近く、目の前には舞台の小道具として置かれている扇風機…
開演してキヨ登場、いきなりまっすぐにこっちにやってきます……ちょ、おまw
この段階で笑いを堪えるのに必死w
そして目の前にしゃがみ込むと……扇風機に向かって『ア~~~~~~』
お茶飲んでたら確実に吹いてましたねアレは……なにしてくれてんだw
しかもキヨが『ア~~~~~』とかやってる間にも、もちろん舞台中央でお話は進んでいまして…まー大事な話が聞こえない聞こえないw
あとで「てめぇ!聞こえなかったじゃねぇか!」つったら
「うっせぇ!上手っつったらマジで上手座りやがって!言うんじゃなかったわ!!w」
って怒られましたw
やりにくかったんでしょうがそんなこと言われても……まぁ計算通りですわw


ちなみにこの作品、脚本は主宰でもある鈴木智晴くんが書いてるんですが、それとは別にベースとなる原作が存在します。
つかこうへいさんの書いた『弁護士バイロン』。
元になっているのは今回の舞台と同名のこのお話だとか。
原作を読んだわけではないのでどこがオリジナルなのか、どこまで原作通りなのかはわかりませんが、作中で取り扱う過去の事件『熱海殺人事件』もつかこうへいさんの著。
舞台を見て「原作買ってみようかな~」と思ったのはこれが初めてかもしれませんw

たまには戯曲に触れてみるのもいいかもしれませんねぇ。
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